フィギュアスタイル運営者の「ぎゅあす」です。
お気に入りのアクスタ(アクリルスタンド)をカバンにつけて、いつでも「推し」と一緒にいたい!そう思って「推し活」を楽しみたいけど、「もし落としたらどうしよう…」とか「カバンの中で傷だらけになったら…」って、想像するだけで不安になりますよね。
実際、アクスタやケースに最初から付いていることが多い「ボールチェーン」だと、いつの間にか落ちないか本当に心配ですし、カバンの中で他の荷物、例えば鍵や充電器とぶつかって傷防止対策も絶対に必要です。
最近は、100均(ダイソーやセリア、キャンドゥなど)のアイテムを使って可愛くリメイクする作り方も人気ですし、3COINS(スリコ)やWEGO、無印良品などからも、便利なポーチやキーホルダーがたくさん出ています。
ぎゅあす選択肢が多すぎて、「結局、どれが最強なの?」と迷ってしまうかもしれません。
この記事では、アクスタをカバンにつける際の「紛失対策」から、大切なアクスタを傷から守る「おすすめのケースやポーチ」まで、私自身の失敗談や成功体験も踏まえて、徹底的に比較・解説していきますね!
- アクスタが落ちないための最強アタッチメント術
- 100均からブランド別までのおすすめポーチ比較
- アクスタを傷から守るための具体的な方法
- 予算やスタイル別のおすすめ持ち運びスタイル
アクスタをカバンにつける際の紛失防止策
カバンにつける上で最大の恐怖は、なんといっても「紛失」ですよね…。想像してみてください。
お気に入りのイベントで手に入れた限定アクスタが、帰り道にカバンから消えていたら…? 私も過去にヒヤッとした経験があるので、この恐怖は痛いほどわかります。
ここでは、そんな悲劇を防ぐため、大切なアクスタが「落ちない」ようにするための、最強のアタッチメント術や具体的な対策アイテムを詳しく紹介します!
アクスタが落ちない最強アタッチメント
アクスタをカバンにつける時、「絶対に落としたくない」というのは全オタク共通の願いですよね。そのために一番重要で、真っ先に見直すべきなのが、カバンとアクスタケースを繋ぐ「アタッチメント(接続金具)」部分です。
いろいろ試した結果、私が「最強」だと心から信頼しているのは、やはり以下の2つです。
最強候補1:カラビナ(スプリングゲート)
もともと登山道具として使われるくらいなので、その信頼性は抜群です。ゲート(開閉部分)がバネの力でしっかりと閉じる構造なので、指で意図的に押し開けない限り、勝手に外れることはまずありません。
100均でも様々なデザインや色のものが手に入り、手軽に安全性を確保できるのが最大の魅力ですね。
最強候補2:ナスカン(レバーナスカン)
バッグのショルダーストラップや、犬のリードなどにも使われている、あの金具です。指でレバーを引かないと開かない構造で、こちらも非常に高い安全性を誇ります。
カラビナに比べて薄型で、デザイン的にスマートに見えるものが多いのも特徴です。
アクスタを持ち運ぶなら、このどちらかのタイプのアタッチメントを選ぶことが、紛失防止の第一歩であり、最も重要なポイントかなと思います。
ボールチェーンは危険?カラビナで対策


公式グッズや安価なアクスタケースに、最初からついていることが多い「ボールチェーン」。キラキラしていたり、キャラクターのイメージカラーになっていたりと、デザインが可愛いものも多いですよね。



ですが…正直、そのままカバンにつけて使うのはかなり危険です!
ボールチェーンは、歩行中の細かな振動や、カバンが揺れた時の重み、満員電車での圧迫や何かの拍子に引っかかった時などに、あの「カチッ」とはめるコネクタ部分が徐々に緩み、驚くほど簡単に外れてしまいます。
- 振動や衝撃でコネクタが緩みやすい。
- 耐久性が低く、強い力がかかるとちぎれることもある。
- 「気づいたら推しがいなくなっていた…」という紛失事故の最大の原因です。
「気づいたら推しがいなくなっていた…」という最悪の悲劇を防ぐためにも、ケースを買ったらまず最初にやるべきことは、デザインが惜しくてもボールチェーンは破棄して、信頼性の高い「カラビナ」や「ナスカン」に即座に付け替えることです。
これは本当に、強く、強くおすすめします!
キーホルダーやキーリールの活用法


「落とさない」という「守り」の対策だけでなく、「使う時も便利にしたい!」という、よりアクティブな「攻め」の推し活スタイルの方には、「キーリール(リールキーホルダー)」という選択肢もすごく良いですよ。
これは本来、会社のIDカードや家の鍵などをカバンに固定しつつ、使う時だけリールを「サーッ」と伸ばして手元に持ってくるためのアイテムです。
これをアクスタに応用すると、以下のような完璧な運用が可能になります。
- 【固定】キーリールのカラビナ部分を、バッグの持ち手やパンツのベルトループに確実に固定します。
- 【使用】カフェやイベント会場、聖地などで「ぬい撮り(アクスタ撮影)」をしたい時、リールを伸ばしてアクスタ本体を手元に引き寄せます。
- 【安全】撮影中に万が一、手を滑らせたり、友達とぶつかったりしても、リールが物理的に繋がっているので地面に落下しません!
- 【防止】撮影が終わったら、リールが自動で巻き取られるか、手で戻すことで、撮影場所にアクスタを置き忘れる事故も防げます。
これは、静的な「運搬」のリスクだけでなく、アクスタを取り出して「使用」する際のリスク(置き忘れ、撮影中の落下)をも解決してくれる、最も高レベルな紛失防止策の一つと言えるかもしれませんね。
100均(ダイソー・セリア)のアイテム
とはいえ、まずは手軽に対策したいですよね。
最近の100円ショップは「推し活」アイテムの宝庫で、アクスタケースも本当に優秀です。特に「ダイソー」と「セリア」は、それぞれ違った強みがあって見逃せません。
ダイソー:利便性のオールインワン
ダイソーの強みは、なんといっても「オールインワン」の利便性です。
代表的な「カラビナ付 アクスタケース」は、その名の通り、最初から安全なカラビナが付いているのが最大のポイント。買ってその場ですぐに安心して使えます。
さらに、全6色(時期による)といった「推しカラー」展開も豊富で、カスタマイズの第一歩である「色合わせ」にもしっかり対応してくれています。
透明素材はリメイクのベースとしても最適で、まさに「かゆいところに手が届く」アイテムですね。
セリア:最強の保護力「マイコレ」


一方、セリアは「保護」と「収納」に特化しています。「マイコレ」シリーズはオタクなら一度は耳にしたことがあるかもしれません。
特に「マイコレ アクスタケース EVAシート付」は画期的です。
付属のEVAシート(柔らかい発泡素材)に、アクスタの「本体」と「台座」の形に合わせて型取りし、カッターで切り抜いてはめ込むという一手間はかかりますが、その分、ケース内でアクスタが1ミリも動かない「最強の保護力」を110円で実現できます。
ただし、アタッチメントは別売り(またはボールチェーン付属)のことが多いので、ダイソーなどで安全なカラビナを別途用意する必要がある点は注意ですね。
キャンドゥは「デザイン」と「ハッキングベース」
キャンドゥにも「SNS風アクリルスタンドケース」など、デザイン性に優れた可愛いアイテムがたくさんあります。
インスタ風のフレームは、そのまま写真撮影の小道具になる「ぬい撮り」文化を強く意識していますね。ただし、致命的な欠点として、標準アタッチメントが「ボールチェーン」であることが多いです。
そのため、キャンドゥのケースは「ハッキングベース(改造前提)」として割り切り、「デザインのためだけに購入し、ボールチェーンは即座にカラビナに付け替える」という上級者向けのアイテムかなと思います。
100均グッズでリメイクする作り方
100均ケースの醍醐味は、やっぱり「リメイク(DIY)」ですよね!そのままでも十分使えますが、ほんの少し手を加えるだけで、自分だけの「オンリーワン」なオリジナルケースが作れます。
簡単テク:デザインペーパーメソッド
一番簡単で、すぐに効果が出るのがこの方法です。ダイソーなどの透明なアクスタケースをベースに使います。
- セリアやキャンドゥで、好きな柄の「デザインペーパー」や「折り紙」を用意します。
- ケースの内寸(または付属の台紙)に合わせて、デザインペーパーをカットします。
- カットした紙をケースの背面に背景として差し込み、その手前にアクスタ本体をセットします。
- お好みで、ケースの外側や内側の隙間にシール、ラインストーン、ビーズなどを配置します。
これだけで一気に世界観が出て、「推しカラー」や「作品のイメージ」に合わせた、愛着の湧くケースが完成します! 不器用な私でも簡単にできましたよ。
上級テク:最強ハイブリッドケース
これは、複数の店舗の「いいとこ取り」をする、まさにオタクの知恵とも言える上級テクニックです。
【自作】100均最強ハイブリッドケースの作り方
- ベース(器):ダイソーの「カラビナ付 アクスタケース」 (理由:安全なカラビナが標準で付いているため)
- 内部(保護):セリアの「マイコレ アクスタケース用シート2P」(EVAシートの替え) (理由:最強の保護力(EVAシート)が欲しいため)
手順:ダイソーのケースの内部サイズに合わせて、セリアのEVAシートをカットし、アクスタの型抜きをします。これをダイソーのケースにはめ込めば完成です。
これにより、わずか220円(+手間)で、「ダイソーの安全性(カラビナ)」と「セリアの保護力(EVAシート)」を兼ね備えた、100均最強のハイブリッドケースが自作できますよ!
アクスタをカバンにつけるならポーチは必須?
紛失防止の次は「傷・破損」対策ですね。大切なアクスタ、絶対に傷つけたくないですよね。
アクスタの主素材であるアクリル樹脂は、ガラスのような透明感が魅力ですが、その反面、表面が非常に柔らかく、傷つきやすい素材でもあります。(出典:三菱ケミカルグループ「アクリライト™の一般的性質」)
カバンの中で鍵や財布のジッパー、その他の硬い荷物と擦れると、すぐに細かい傷(スレ)が入ってしまい、透明感が失われてしまいます…。
その対策として、やっぱり「アクスタポーチ」はすごく有効なアイテムです。ここでは、100均から専門ブランドまで、傷防止に優れたおすすめのポーチやケースを比較していきます!
傷防止におすすめのアクスタポーチ


アクスタを傷から守る上で、私が一番重要視しているポイントは、「本体と台座を“分けて”収納すること」です。
アクスタは基本的に「キャラクター本体」と「立てるための台座」という2つのパーツで構成されています。これをそのまま一つのポケットにガサッと入れると、どうなるでしょうか?
そうです、移動中にカバンが揺れるたびに、硬いアクリル製のパーツ同士が擦れ合って、互いに傷をつけ合ってしまうのです…。
そのため、傷防止を本気で考えるなら、ポーチの内部に「仕切り」や「二重ポケット」が標準で搭載されている製品を選ぶのが、ほぼ絶対条件になります。これにより、本体と台座が物理的に接触するのを防ぐことができます。
傷防止ポーチの選び方(必須チェック)
- 最重要:内部に「仕切り」や「二重ポケット」があるか?(本体と台座を分離するため)
- 次点:内側の素材が柔らかいか?(例:WEGOの「ふわふわ素材」など、ポーチ自体とのスレも防ぐ)
3COINSのポーチが人気の理由
「DIYは面倒くさい…」「100均の機能だけじゃちょっと不安…」「でも高いお金はかけたくない…」
という、まさに私のような(笑)わがままなニーズに、完璧に応えてくれるのが3COINS(スリコ)です。
スリコの「推しのいる生活」シリーズのアクスタポーチ(またはアクスタケース)は、本当に市場の「スイートスポット(最適解)」を突いているなと感心します。
- 価格: 330円(税込)〜 という、圧倒的な手頃さ。
- 紛失防止: 安全でデザインも可愛い「ハート型カラビナ」などが標準装備されていることが多い。
- 傷防止: 内部が「透明ポケット(本体用)」と「布ポケット(台座用)」の二重構造になっており、買った瞬間から本体と台座を分離可能。
- サイズ: 15cmクラスの大きめのアクスタにも対応している製品が多く、汎用性が高い。
100均で感じていた「あと一歩(カラビナ付け替え面倒、仕切りがない)」を全部解決してくれて、デザインも可愛い。
これが330円から手に入るのですから、人気が出るのも当然ですよね。迷ったらまずスリコを覗いてみる、というのが「最適解」の一つかなと思います。
無印良品のシンプルケース活用術
「推し活グッズは欲しいけど、リボンやハートなど、あまり派手なデザインはちょっと…」
「職場や学校のカバンにも馴染む、シンプルなものがいい」
という方や、ミニマリストなデザインが好きな方には、無印良品の「片面クリアケース」(または「EVAケース・ファスナー付」など)が刺さるかもしれません。



価格はなんと99円(税込)〜。100均を下回る価格設定が驚きです。
もちろん本来は文房具やトラベル用品なので、アクスタ用の仕切りやアタッチメント(金具)は一切ありません。
ですが、白や黒、半透明を基調とした一切の装飾を排したシンプルなデザインは、どんなカバンにも、どんなシチュエーションにも馴染みます。
用途としては、カバンの「外」にぶら下げるのではなく、カバンの「中」で、アクスタ本体を他の荷物から守るための「内袋(インナーケース)」として使うのが最適です。
あまり「推し活」感を前面に出したくない方、公の場で「隠れオタク」を貫きたい方にもぴったりな選択肢ですね。
無印良品ケースの注意点
- アタッチメント(カラビナ等)を付ける穴はありません。
- カバンに「つける」用途には向きません。
- あくまで「カバンの中での保護・整理」用です。
WEGOなどおしゃれなケース紹介


「アクスタケースもファッションの一部!」「どうせなら、ケース自体も最高に可愛くしたい!」という方には、アパレルブランドやオタク専門店のアイテムがおすすめです。
価格帯は上がりますが、その分、機能性+αの価値があります。
WEGO (ウィゴー)
WEGOはさすがアパレルブランドだけあって、「素材」と「デザイン」で差別化してきます。
「ソフトタッチアクリルスタンドポーチ」のように、内側が「ふわふわ素材」になっていて、ポーチ自体がアクスタを優しく保護してくれる高機能なものがあります。
また、「ダブルリボンサテンアクスタポーチ」など、もはや保護ケースというよりは、リボンとサテン生地を使った「ミニバッグ」や「アクセサリー」そのもののような可愛いデザインが特徴です。
もちろん、アタッチメントも安全なナスカンを採用しているなど、基本機能もばっちり押さえています。
アニメイトやzakkamart(ザッカマート)など
アニメイトやオタクグッズ専門店に行けば、「Kept」「myfa(ミファ)」「PIC:ME」といった専門ブランドのポーチがずらりと並んでいます。



これらは「オタクによるオタクのための」ソリューションが満載です。
- 専門性(アニメイトなど):
通常サイズだけでなく、昨今増えている「デカアクスタ」(特大サイズ)に対応するケースや、自分でデコレーションすることを前提にした「デコレーションポーチ」など、ニッチな「分かってる!」ニーズに応える商品が多いですね。 - ファッション性(zakkamartなど):
「痛バッグ」の文化と連動しており、パール、ビジュー、フリルをふんだんに使ったハイファッションなアイテムが中心です。
価格も上がりますが、それはアクスタケースとしてではなく、「デザイナーズ・ミニバッグ」としての価値ですね。
タイプ別のおすすめケースまとめ
ここまで色々なケースを見てきましたが、結局「どれがいいの?」となりますよね。
人によって「何を最優先するか」が全く違うと思うので、5つのユーザータイプ別に、最強のソリューションをまとめてみます!
| 優先タイプ | 人物像 | おすすめソリューション | 理由 |
|---|---|---|---|
| ①DIY・安さ重視 | ~500円で自分好みに。手間を惜しまない。 | 100均 (ダイソー+セリア) | ベースはカラビナ付きのダイソー。中身はセリアのEVAシートで最強保護。低予算で自分好みに。 |
| ②手軽さ・バランス重視 | DIY面倒。100均は不安。安くて「丁度いい」もの。 | 3COINS (スリコ) | 330円~で「紛失防止」「傷防止」「サイズ」の三拍子が揃う。買ってすぐ使える最適解。 |
| ③ファッション性重視 | ケースも服の一部。おしゃれに見せたい。 | WEGO や zakkamart | 保護機能は前提。サテン、リボン、パールなど「デザイン」と「素材」で選ぶ。 |
| ④シンプル・隠したい派 | 公にしたくない。シンプルな物が好き。 | 無印良品 | 99円~。装飾ゼロ。カバンの「中」でこっそり保護する用途に最適。 |
| ⑤絶対守るマン | 高価・限定品。保護力最優先。 | セリア(EVA) + キーリール | セリアのEVAケースで完全固定し、別売りのキーリールで落下と紛失を二重ブロック。 |
こんな感じでしょうか。ご自身の「推し活」スタイルや、その日に持ち運ぶアクスタの「本気度(レア度)」に合わせて使い分けるのが一番ですね!
最適なアクスタをカバンにつける方法
今回は、アクスタをカバンにつける際の「紛失防止」と「傷対策」という2大不安要素について、私の経験も踏まえて詳しく解説してみました。
大切な「推し」のアクスタですから、やっぱり安全に、そしていつまでも綺麗なまま持ち運びたいですよね。



この記事で紹介した方法が、皆さんの「推し活」を少しでも安全で、楽しいものにするお手伝いができれば、私としてもうれしいです。
- アタッチメントは「ボールチェーン」のままになっていませんか?(→「カラビナ」か「ナスカン」に交換しましたか?)
- ポーチの中で「本体」と「台座」がぶつかっていませんか?(→仕切りや二重ポケットで分離しましたか?)
- カフェなどで撮影する時、置き忘れや落下のリスクはありませんか?(→キーリールなどの対策も検討しましたか?)
これらの対策をしっかり行うことで、安心してアクスタをカバンにつける生活が楽しめるかなと思います。
ぜひ、ご自身に合った最強のスタイルを見つけて、明日からも楽しいアクスタライフを送ってくださいね!
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