ジャニキング買取の口コミは最悪？安さの理由と評判を徹底調査

2025年11月28日

こんにちは、フィギュアスタイル運営者の「ぎゅあす」です。

推し活を長く続けていると、どうしても部屋に溜まってしまうのが大量のグッズたちですよね。

そろそろ整理しようかなと思ってジャニキングでの買取を検討し始めると、どうしても気になってしまうのがネット上の口コミや評判ではないでしょうか。

検索窓にサービス名を入れると、査定額がひどいとか最悪といったネガティブな言葉が並んでいるのを見て、申し込みをためらってしまう気持ちはとてもよく分かります。

実は私もフィギュアやグッズの整理には何度も頭を悩ませてきたので、大切にしてきたコレクションを手放す際の流れやリスクについては人一倍慎重になるタイプなんです。

そこで今回は、ジャニキングが本当に利用して大丈夫なサービスなのか、なぜ買取価格が安いと言われるのか、他社と比較してどうなのかといった点を、運営会社の実態や物流の仕組みまで踏み込んで徹底的に深掘りしてみました。

この記事で分かること

ジャニキングの買取価格がなぜ安いと言われるのか、その構造的な理由
運営会社の実態と安全性、トラブルを回避するための注意点
ジャニヤードなどの競合他社と比較した際のメリットとデメリット
損をせずにグッズを処分するための賢い利用手順とキャンペーン情報

ジャニキング買取の口コミ評価は最悪なのか

ネットで検索をかけると、どうしても「最悪」「ひどい」といった刺激的な言葉が目に飛び込んできて不安になりますよね。

特に、大切にしていたコレクションをお金に変えようと考えている人にとっては、こうした評判は無視できないものです。でも、そうした辛辣な口コミが生まれるには、感情論だけではない明確な「構造的な理由」が存在します。

ここでは、なぜそのような評価が定着してしまったのか、買取サービスのビジネスモデルや運営会社の実態という裏側から、私が調べた情報を整理して客観的に解説していきます。

ジャニキングの評判と安すぎる理由

まず最初に直面するのが、「ダンボール1箱送ったのに査定額が数百円にしかならなかった」というショッキングな口コミです。

これを見ると「安すぎる！ボッタクリだ！」と思ってしまいがちですが、実はこれには物流コストという避けては通れない明確な理由があります。

ジャニキングのような宅配買取サービスは、私たちユーザーに対して「宅配キット」や「送料」を無料で提供してくれていますよね。

でも、当然ながら運送業者さんにはお金を払っているわけです。2024年問題などで運送コストが上がっている昨今、この負担は決して小さくありません。

物流コストの内訳（推定イメージ） ダンボール代＋往復の送料＋スタッフの人件費＝ 1箱あたり約1,500円〜2,000円

つまり、私たちがグッズを送った時点で、業者側にはすでに約2,000円のコスト（赤字）が発生していることになります。

ビジネスとして成り立たせるには、送られてきたグッズを転売してこのコストを回収し、さらに利益を出さなければなりません。

もし送ったグッズの中古市場価格がトータルで3,000円だとしても、そこからコスト2,000円と業者の利益を引けば、私たちユーザーの手元に残る買取価格は数百円になってしまうのです。

ですから、「ボッタクリ」というよりは、「面倒な梱包資材の準備や発送の手間を、送料込みで代行してもらうサービス料」が引かれていると捉えると、あの安さにもロジックとしての納得がいきやすいかもしれません。

査定額がひどいと言われる原因

物流コストに加えて、もう一つの大きな要因となっているのがアイドル市場の需給バランスです。

特に最近は、グループの脱退や活動休止、事務所（STARTO ENTERTAINMENT）の再編などが重なり、多くのファンが同時にグッズを手放す「担降り（オタ卒）」の動きが加速しています。

例えば、King & Princeや嵐、SMAPといった国民的グループのグッズであっても、市場に同じCDやペンライトが何万点も溢れかえってしまえば、1点あたりの価値は暴落してしまいます。

「初回限定盤だから高いはず」「定価は高かった」というのは、あくまで買う側の心理であって、売る側のリユース市場原理では「在庫過多」として処理されてしまうのが現実です。

ジャニキング側としても、売れるか分からない在庫を抱えるリスクがあるため、供給過多のグッズには「10円」や「5円」といった厳しい値段をつけざるを得ないんですね。

特に、CDやDVDはサブスクリプションの普及で「盤」自体の需要が減っていることも、価格下落に拍車をかけています。

運営会社は怪しい？安全性を調査

大切なグッズを送るわけですから、相手がどんな会社なのかも気になります。「ジャニキング」のサイトを見ると、運営会社は「株式会社nandemon」と書かれています。

これだけだと少し聞き馴染みがないかもしれませんが、詳しく調べてみると安心できる材料が見つかりました。

実はこの会社、石川県金沢市を拠点とする大手リユース企業「株式会社JUSTY（ジャスティー）」のグループ、あるいは関連事業体である可能性が非常に高いんです。登記されている住所が同じなんですよね。

ここが安心ポイント

JUSTYはフィギュアやホビー、古着買取でも有名な大手リユース企業
台湾やタイなどアジア圏に海外販路を持っていて、日本で売れないグッズも活用できる
個人経営のお店ではなく、大規模な物流倉庫を持っている

つまり、怪しい詐欺サイトなどではなく、しっかりとした物流システムを持った企業が運営しているサービスだと言えます。

海外への輸出ルートがあるからこそ、国内で需要が落ちたグッズでも全量買い取ってくれる懐の深さがあるわけですね。実店舗を持たず、WEBと物流倉庫に特化することでコストを抑える、現代的なリユース企業の形だと言えます。

梱包キットが無料でもらえるメリット

私が個人的にジャニキングの最大のメリットだと感じているのが、この「梱包キット無料サービス」です。

自分でダンボールを用意するのって、地味に大変じゃないですか？スーパーでもらってくるのも恥ずかしいし、ちょうどいいサイズが見つからないことも多いです。

ジャニキングなら、申し込み時にサイズ（大・中・小）を選ぶだけで、ダンボールと緩衝材（プチプチ）、そして買取依頼書の一式を自宅まで無料で届けてくれます。

特にフィギュアやアクリルスタンド（アクスタ）、ペンライトなどの割れ物を送る際、プチプチを大量に使うので、これをタダでもらえるのは非常に助かります。

自分でホームセンターで揃えたら、資材代だけで1,000円くらいかかっちゃいますからね。掃除や断捨離を一気に進めたい時には、この「準備の手間ゼロ」という価値はプライスレスだと思います。

キャンセル時の返送料には注意が必要

ここが今回一番お伝えしたい、最大の注意点でありリスクです。口コミでトラブルになっているケースの大半がこれに関連しています。

ジャニキングでは、査定額に納得がいかなかった場合、キャンセルして商品を返してもらうことは可能です。しかし、その際の「返送料」は、お客様負担（着払い）となります。

これはジャニキングに限らず、多くの宅配買取サービスで一般的なルールですが、知らずに利用すると痛い目を見ます。

よくある失敗パターン 「とりあえず査定だけしてみよう」と軽い気持ちで送る ↓ 査定結果が「500円」でガッカリ ↓ 「安すぎるから返して！」と言うと、返送料が1,500円かかると言われる ↓ 返してもらうと1,000円の赤字になるので、泣く泣く500円で売るしかない

この「心理的なロックイン」状態になってしまうのが一番辛いですよね。

国民生活センターなどでも、宅配買取サービスに関する相談事例として、こうした返送トラブルへの注意喚起がなされています。（出典：国民生活センター『宅配買取サービスのトラブル』）

ですから、ジャニキングを利用する際は、「値段がつかなくてもいいから、とにかく部屋をスッキリさせたい！」という処分のつもりで送るのが正解です。

「高かったら売ろうかな」というスタンスだと、リスクの方が大きくなってしまうので注意しましょう。

ジャニキング買取の口コミで分かる活用法

構造的な安さやリスクを理解した上でなら、ジャニキングは非常に便利なツールになります。

ここでは、具体的な利用の流れや、競合他社との比較、少しでもお得にするためのコツをご紹介します。

申し込みから入金までの流れ

利用手順は非常にシンプルで、スマホ一つで完結します。大手グループのシステムを使っているだけあって、面倒な手書き作業が少ないのが嬉しいところです。

WEBから申し込み（約60秒） 公式サイトのフォームから、必要なダンボールのサイズと箱数、集荷希望日を入力します。会員登録なしでゲスト申し込みも可能です。
梱包キット到着＆箱詰め 数日でキットが届きます。届いたダンボールにグッズを詰めます。隙間には付属のプチプチをしっかり詰めましょう。身分証のコピーも忘れずに同梱します。
集荷依頼 マイページや電話で集荷を依頼すると、運送屋さんが自宅まで取りに来てくれます。重いダンボールをコンビニまで運ぶ必要はありません。
査定結果の連絡 メールで査定額が届きます。ここで「承諾（振込）」か「キャンセル（返送）」かを選びます。自動承認を選んでいる場合は、このステップはスキップされます。
入金承諾すれば、最短即日で指定口座に振り込まれます。

キャンペーンで査定額を上げるコツ

基本の買取単価が低い分、キャンペーンやボーナス制度をうまく活用するのがポイントです。ジャニキング（JUSTYグループ）では、定期的に「買取点数に応じたボーナス」を実施していることがあります。

例えば、「買取成立点数10点ごとに500円アップ」といったキャンペーンです。

これを利用すれば、1点1点の価格は10円でも、数で稼いでトータルの受取額を数千円底上げすることができます。細かいグッズが多い場合は、この点数ボーナスが生命線になります。

また、ダンボールを自分で用意して送る「直送」を選択すると、買取金額がアップするケースもあります。自宅にAmazonや楽天の空き箱がある場合は、あえてキットを頼まずに送るのも一つの手ですね。

ジャニヤードとジャニキングを比較

よく比較されるのが「ジャニヤード」や「ジャニランド」です。名前が似ていて混乱しやすいので、それぞれの特徴を表で整理しておきましょう。

サービス名	ジャニキング	ジャニヤード	ジャニランド
運営拠点	石川県（JUSTY系）	石川県（山徳）	大阪・愛知など
特徴	何でも送れる（フィギュア・ゲームOK）	ジャニーズ特化の老舗ガチ勢向け	販売に強い（実店舗・イベント）
送料無料条件	キャンペーン条件による	無料	20点以上で無料
おすすめな人	部屋ごと片付けたい人	丁寧に査定してほしい人	大量に処分したい人