一番くじD賞孫悟飯レビュー！ドラゴンボールSNAP COLLECTION2の評価と相場を徹底解説

フィギュアスタイル運営者の「ぎゅあす」です。

今回は2025年11月29日に発売されたばかりの話題作について、私が実際に引き当てて開封した生の感想をたっぷりとお届けします。

一番くじD賞孫悟飯のレビューやドラゴンボールSNAP COLLECTION2に関する評価を検索している皆さんの中には、フィギュアのクオリティが本当に満足できるものなのか、あるいはネットで囁かれている「背景がショボい」という噂が本当なのか気になっている方も多いはずです。

また、くじを引くか迷っているうちに発売日が過ぎてしまい、今の相場や購入のタイミングを見計らっているという方もいるでしょう。

この記事では、長年のドラゴンボールフィギュアコレクターである私が、忖度なしでメリットもデメリットも全て語り尽くします。

一番くじドラゴンボールSNAP COLLECTION2のD賞孫悟飯をレビュー

それでは早速、今回の一番くじドラゴンボールSNAP COLLECTION2でD賞に選ばれた「孫悟飯 DRAGONBALL SNAP FIGURE」の詳細レビューに入っていきましょう。

パッケージを開けた瞬間から、実際に組み立ててデスクに置くまでの一連の流れで感じたことを、細部まで徹底的にチェックしていきます。

元ネタのZENKAIパワーとポーズ

このフィギュアを語る上で絶対に外せないのが、モチーフとなっているアニメ『ドラゴンボールZ』の初代エンディングテーマ「でてこいとびきりZENKAIパワー!」の映像です。

イントロの不思議な呪文（逆再生メッセージ）から始まり、アップテンポな曲とともに幼少期の悟飯が画面の奥から手前に向かってひたすら走り続けるあのシーン。

当時アニメをリアルタイムで見ていた30代、40代のファンにとっては、日曜日の朝（地域によっては別時間帯ですが）の記憶が鮮烈に蘇る、まさに「エモい」選出だと言えます。

ここがポイント

今回のフィギュアでは、悟飯が走りながら一瞬宙に浮いたような、躍動感あふれるポージングが見事に切り取られています。

片足がつま先立ちになり、もう片方の足が大きく蹴り上げられている造形は、静止画ではなく「動画」の一コマを感じさせる素晴らしいダイナミクスを持っています。

顔の造形や道着のシワ表現を評価

フィギュアの命とも言える「顔の造形」についてですが、個人的には100点満点をあげたいくらいの出来栄えです。

最近のドラゴンボールフィギュア、特にバトル系の「MASTERLISE」シリーズなどは、筋肉の陰影がバキバキに入ったスタイリッシュな造形が主流ですが、このSNAP COLLECTIONの悟飯は違います。

アニメ放送初期（サイヤ人編〜フリーザ編あたり）特有の、少し頭でっかちで手足が短い、愛らしい3頭身〜4頭身のバランスが忠実に再現されているのです。

こだわりのディテール

特筆すべきは、着用している中華風道着の質感です。脇の下や膝の裏にできている「シワ」に注目してください。

鳥山明先生が描く、あの「カクカクしているけれど、どこか柔らかさを感じる」独特の布のたるみが、立体物として完璧に翻訳されています。

また、ブーツの紐の結び目やソールの厚み、帽子についた四星球（スーシンチュウ）の赤色の塗装など、細かい部分を見ても手抜きを感じさせません。

肌の成形色のテカリと塗装の質感

造形が素晴らしい一方で、塗装面に関しては少し厳しい意見も言わなければなりません。特に気になるのが「肌の質感」です。

道着のオレンジ部分やズボンの緑色部分には、エアブラシによる丁寧なシャドウ吹き（陰影塗装）が施されており、深みのある立体感が表現されています。

しかし、顔や腕、首元といった「肌」の露出部分は、塗装ではなく成形色（プラスチックの素材色そのもの）で仕上げられています。

成形色仕上げのデメリット

成形色仕上げの最大の問題点は、照明を当てた時に特有の「安っぽいテカリ」が出てしまうことです。

特に強いLEDライトや蛍光灯の下で飾ると、肌が油を塗ったようにツヤツヤしてしまい、せっかくの造形の良さが半減して見えることがあります。

これは、いわゆるゲームセンターのプライズフィギュアによく見られる仕様で、1回790円という高価格帯の一番くじとしては、つや消しスプレー等の処理をして欲しかったというのが正直なところです。

背景スタンドはハリボテか実物を検証

今回のD賞の最大の特徴であり、同時に最も議論を呼んでいるのが、付属の「背景スタンド」です。

これは、エンディング映像で悟飯の後ろを飛んだり走ったりしているZ戦士たち（ピッコロ、天津飯、ヤムチャ、餃子、クリリン、プーアル、ウーロン）がプリントされた、透明なアクリル（または硬質プラスチック）のプレートです。

ネット上では「ただの板」「ハリボテ感がすごい」といったネガティブな意見も散見されますが、実際に組み立てて飾ってみると、評価は少し変わります。

正面からの視覚効果

確かに横から見れば「ペラペラの板」でしかありません。

しかし、真正面から見ると、手前の悟飯と奥の背景プレートの間に物理的な距離があるため、「書き割り」のような独特の奥行き感が生まれます。

これが意外にも、昔のアニメのセル画を重ねたような雰囲気を醸し出し、ノスタルジーを刺激するのです。

「フィギュア」として見ると物足りないかもしれませんが、「ジオラマ」や「シーン再現」として見ると、非常に面白い試みだと感じました。

他の賞や過去のフィギュアと比較

このD賞の価値を客観的に判断するために、同じくじの上位賞や、過去の類似フィギュアと比較してみましょう。

比較対象	製品名	D賞との違い・比較評価
上位賞	A賞 孫悟空＆チチ (ウェディングカー)	圧倒的なボリューム差があります。A賞は車という巨大メカが含まれるため、単体での満足度は段違いです。塗装も細部まで豪華です。
類似賞	ラストワン賞 悟飯＆ビーデル	こちらも車（オープニングのスポーツカー）に乗っているため、ボリューム感でD賞は完敗です。シーン再現の豪華さではラストワンに軍配が上がります。
過去作	ドラカプ (エンディングシーン)	過去に「ドラゴンボールカプセル」で同じシーンが小サイズで立体化されましたが、あちらは背景キャラも小さく造形されていました。今回のD賞は16cmサイズという大きさで再現された点に資料的価値があります。

スペックだけで比較すると、どうしてもA賞やラストワン賞に見劣りしてしまいますが、「場所を取らずに懐かしいシーンを飾れる」というコンパクトさは、日本の住宅事情を考えるとD賞ならではのメリットとも言えるでしょう。

一番くじドラゴンボールSNAP COLLECTION2 D賞孫悟飯レビューと相場

ここからは、D賞孫悟飯を実際に手に入れたいと考えている方のために、経済的な側面と実用的な側面から情報をまとめます。「くじを引くべきか、買うべきか」の判断基準として活用してください。

一番くじドラゴンボールSNAP COLLECTION2のD賞孫悟飯レビューと相場について、賢い立ち回り方を解説します。

メルカリや駿河屋の最新相場情報

発売から数日が経過し、二次流通市場の価格も安定してきました。

大手フリマサイト（メルカリ、Yahoo!フリマ）や中古ホビーショップ（駿河屋、まんだらけ等）の取引データを分析すると、以下のような相場感になっています。

現在の取引相場（2025年12月時点）

• 新品未開封品: 2,200円 〜 2,800円前後
• 開封済み美品: 1,800円 〜 2,200円前後

一番くじの定価は1回790円です。D賞のアソート数（1ロットあたりの本数）はおそらく2〜3本程度ですので、自力で引き当てるには数千円〜1万円以上の投資が必要になるリスクがあります。

それを踏まえると、「約3回分の価格（2,400円程度）で確実に手に入る」現状の相場は、非常にリーズナブルであり「買い」のタイミングだと言えます。

特に、A賞やラストワン賞狙いでロット買いをした層や、何回も引いてダブってしまった層からの出品が多く、供給過多気味であるため、今後極端に値上がりする可能性は低いでしょう。

むしろ、発売から2週間〜1ヶ月後はさらに値下がりする可能性もあります。

開封後のディスプレイや飾り方

このフィギュアを120%楽しむための、個人的なおすすめディスプレイ方法を伝授します。

「背景の板感」や「肌のテカリ」をごまかしつつ、エモさを爆上げするテクニックです。

1. 視線誘導による「板感」の消失

フィギュアを飾る際、棚の奥まった場所に置くのではなく、ガラスケースや棚の手前ギリギリに配置してください。

そして、付属の背景プレートをフィギュアのすぐ後ろではなく、少し離して奥の壁際に設置します（台座から外して立てかける等の工夫が必要ですが）。

こうすることで、物理的な距離感が強調され、背景が自然とボケて見えるため、板っぽさが気にならなくなります。

2. ライティングで夕暮れを演出

エンディング映像のあの独特なオレンジ色の空を再現するために、照明を工夫しましょう。

100円ショップやAmazonで売っている「テープLEDライト（電球色）」などを使い、背景プレートの裏側、あるいは下から暖色系の光を当ててみてください。

逆光気味に照らすことで、悟飯のシルエットが際立ち、肌のテカリも目立たなくなり、一気に雰囲気が出ます。

偽物に注意して購入する方法

現時点（発売直後）では、精巧な偽物（海賊版）が出回っているという報告はありませんが、ドラゴンボールフィギュアは海外でも人気が高いため、将来的にはコピー品が出回るリスクがあります。

フリマアプリなどで購入する際は、必ず以下のポイントをチェックしてください。

• 版権許諾シールの有無: 外箱の上部（フタ）または底面に、東映アニメーションの版権許諾証（金色のシールで、黒いアニメロゴが入っているもの）が貼られているか。
• 価格の異常な安さ: 相場が2,500円前後の時に、1,000円以下などの極端な安値で出品されているもの（特に「海外正規品」と謳っているもの）は避ける。

また、商品の正しい仕様やラインナップについては、メーカーの公式サイトで一次情報を確認することをおすすめします。

（出典：一番くじ倶楽部『一番くじ ドラゴンボール DRAGONBALL SNAP COLLECTION 2』商品ページ）

SNSでの口コミや評判を調査

X（旧Twitter）やInstagramで、実際にD賞を手に入れたユーザーの声をリサーチしてみました。

評価は真っ二つに分かれていますが、それぞれの言い分には納得できるものがあります。

評価	具体的な口コミの内容
良い口コミ	「懐かしすぎて泣ける。このシーンを選んでくれてありがとう」「悟飯の表情が最高に可愛い」「意外と場所を取らないのでデスクに飾りやすい」
悪い口コミ	「やっぱり肌がテカテカで安っぽい」「背景がただのアクリル板でガッカリ」「横から見た時のシュールさが面白いけど、フィギュアとしては微妙」

総じて、フィギュアとしての「高級感」や「重厚感」を求める人には不評ですが、「思い出の具現化」や「インテリアとしての楽しさ」を求める層からは高い評価を得ているようです。

一番くじドラゴンボールSNAP COLLECTION2のD賞孫悟飯レビューまとめ

最後に、ここまでのレビューを総括します。一番くじD賞孫悟飯レビューやドラゴンボールSNAP COLLECTION2の評価として、このフィギュアは決して「超ハイクオリティな決定版」ではありません。

しかし、特定の世代の心に深く刺さる、非常にコンセプチュアルで魅力的なアイテムであることは間違いありません。

D賞 孫悟飯はこんな人におすすめ

• 『ドラゴンボールZ』初期のエンディング映像を見ると、条件反射でワクワクしてしまう人
• 戦闘シーン以外の、キャラクターの日常的な一瞬を切り取ったフィギュアを集めている人
• プレ値がついている高級フィギュアではなく、手頃な価格（2,000円台）で良質な悟飯フィギュアを探している人

肌の質感などのマイナスポイントはありますが、それを補って余りある「ノスタルジー」という付加価値がこのフィギュアにはあります。

もしあなたが、あのイントロを聞いて懐かしい気持ちになるなら、手に入れて絶対に損はしません。

相場が高騰してしまう前に、ぜひメルカリや中古ショップで良品をゲットして、あなただけの「ZENKAIパワー」な空間を作ってみてくださいね。

※本記事の情報は執筆時点のものです。価格や相場は変動する可能性がありますので、購入の際は最新の情報を各サイトでご確認ください。

>>一番くじドラゴンボールSNAP COLLECTION2情報まとめ！全賞詳細