ねんどろいどを自立させる方法|台座なしで飾るコツ

ねんどろいどを自立させる方法|台座なしで飾るコツ

お気に入りのねんどろいどを、もっと自由に、生き生きと飾れたら素敵ですよね。

公式の台座やアームは安定感がありますが、ジオラマや撮影の際には「もう少しスッキリ見せたい」と感じることもあるのではないでしょうか。

この記事では、そんなお悩みを解決するための、ねんどろいどを自立させる方法を詳しく解説します。

公式の支柱を工夫して使う基本的なテクニックから、ねんどろいどどーるの自立のさせ方、さらには「立たせるやつ」として知られるイーゼルの代用アイデア、100均グッズで台座を自作する方法まで、幅広くご紹介。

この記事を読めば、別売りの台座情報やねんどろいどどーるの立たせ方、ねんどろいど撮影のコツも分かり、あなたのディスプレイの可能性が大きく広がります。

この記事で分かること
  • 公式グッズを活用した基本的な自立方法
  • 100均の材料でできる自作スタンドの作り方
  • ねんどろいどどーる特有の立たせ方のポイント
  • 撮影のクオリティを上げる支柱の隠し方
目次
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公式グッズで実践!ねんどろいどを自立させる方法

ねんどろいどを自立させる第一歩は、まず公式から提供されているアイテムを最大限に活用することです。付属のパーツを少し工夫するだけで、見た目の印象は大きく変わります。

ここでは、アームの基本的な使い方から、別売りの専用アクセサリーまで、公式グッズを使った自立方法を詳しく見ていきましょう。

  • 付属の台座アームだけで立たせるには?
  • 支柱のみでバランスをとるテクニック
  • 公式の台座は別売りでも購入可能
  • ねんどろいどを立たせるやつ「イーゼル」とは
  • ねんどろいどどーるの自立は可能か?

付属の台座アームだけで立たせるには?

付属の台座アームだけで立たせるには?

ねんどろいどに付属している台座とアームは、安定して飾るための基本的なパーツです。しかし、撮影時など台座の存在感を消したい場合、アーム(支柱)のみを使用して立たせる方法が有効になります。

この方法の鍵となるのは、ねんどろいどの重心を理解し、バランスをとることです。まず、台座からアームを取り外し、アームの先端をねんどろいどの背中の穴に差し込みます。

次に、アームのもう一方の端を床面に接地させ、ねんどろいどの両足とアームの先端の3点で体を支えるように調整します。キャラクターのポーズや髪型によって重心が異なるため、少しずつ角度を変えながら、安定するポイントを探す必要があります。

ただ、この方法はあくまで簡易的なものであり、安定性は高くありません。特にアクションポーズや片足立ちのような、バランスが偏る姿勢での自立は難しくなります。

また、長時間の展示や、振動のある場所に飾る際には転倒のリスクが伴うため、注意が必要です。あくまで短時間の撮影用テクニックとして活用するのが良いでしょう。

支柱のみでバランスをとるテクニック

前述の通り、支柱(アーム)のみで立たせる方法は手軽ですが、ポーズによってはバランスがとりにくい場合があります。そのような場合に役立つのが、文房具の「ねりゴム」を活用するテクニックです。

やり方は非常にシンプルで、支柱の接地部分に少量ちぎったねりゴムを貼り付け、床や撮影ベースに軽く押し付けて固定するだけです。これにより支柱の足元が滑らなくなり、安定性が格段に向上します。

ねりゴムは接着力が強すぎず、きれいにはがせるため、フィギュアや撮影機材を傷つける心配もありません。この方法を使えば、少し前のめりのポーズや、動きのあるポーズでも安定して自立させることが可能になります。

さらに、支柱の上下を逆にして、L字の短い方を背中に差し込み、長い方を床に接地させるという方法もあります。キャラクターの服装や髪型によっては、この方が支柱が目立ちにくくなる場合があります。

状況に応じて支柱の向きを変えたり、ねりゴムを併用したりすることで、表現の幅が広がります。

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公式の台座は別売りでも購入可能

公式の台座は別売りでも購入可能

ねんどろいどを複数飾っていると、台座を紛失してしまったり、経年劣化で破損してしまったりすることがあります。また、中古でねんどろいど本体のみを入手した場合など、台座がなくて困るケースも考えられます。

このような場合でも、グッドスマイルカンパニーの公式オンラインショップなどで、ねんどろいど用の台座やアームパーツが単体で販売されているため、新たに入手することが可能です。

「ねんどろいどイーゼル」や「ねんどろいどもあ アフターパーツ」といったシリーズで、様々な種類の台座や支柱が提供されています。

予備としていくつかストックしておくと、万が一の時にも安心です。特に、屋外での撮影などではパーツを紛失するリスクも高まるため、事前に準備しておくと良いでしょう。

自分の持っているねんどろいどの背中の穴の形状に対応しているか、購入前に確認することが大切です。

ねんどろいどを立たせるやつ「イーゼル」とは

最大の特徴は、従来の四角い台座が不要になる点です。イーゼル自体が三脚のような構造で自立し、そこから伸びるアームでねんどろいどを支えます。

これにより、足元のスペースが非常にスッキリし、複数のねんどろいどを隣接させて飾りやすくなります。

また、台座がないため、ジオラマの景観を損なうことなく、キャラクターを自然に配置できるという大きなメリットがあります。アームの長さや角度も調節できるため、キャラクターの身長に合わせて最適な高さで固定可能です。

ただし、イーゼルは立ち姿でのディスプレイを主目的としています。そのため、ジャンプしているような派手なアクションポーズや、不安定な姿勢を保持するには不向きです。あくまで「静かに立たせる」ためのアイテムと理解し、用途に応じて従来の台座と使い分けるのが賢明と言えます。

よりスマートにねんどろいどを自立させたい、というニーズに応えて開発された公式アイテムが「ねんどろいどイーゼル」です。これは、絵画を飾るイーゼル(画架)をモチーフにしたデザインの、自立式アームスタンドです。

ねんどろいどどーるの自立は可能か?

ねんどろいどどーるの自立は可能か

布製の洋服を着せ替えできる「ねんどろいどどーる」は、通常のねんどろいどとはボディの構造が異なります。このねんどろいどどーるは、実は自立させやすいように設計されています。

その秘密は、足裏にあります。ねんどろいどどーるの足裏(または専用の靴裏)には磁石が内蔵されており、付属の金属入り専用台座に立たせることで、支柱なしでもある程度の自立が可能です。

これにより、足元が非常にスッキリとした状態でディスプレイを楽しむことができます。

もちろん、完全に安定するわけではなく、長時間の展示や複雑なポージングをさせたい場合は、付属の支柱パーツを使用することが推奨されています。

しかし、簡単な立ちポーズであれば磁石の力だけで十分に自立するため、撮影の際などには非常に便利です。ハンドメイド作家などが制作・販売しているドール用の靴を履かせることで、さらに安定性が増す場合もあります。

このように、ねんどろいどどーるは自立を前提とした工夫が施されている点が大きな特徴です。

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工夫次第で広がる!ねんどろいどを自立させる方法

公式グッズだけでなく、少しの工夫と身近なアイテムで、ねんどろいどの飾り方はさらに自由になります。

ここでは、より応用的な自立テクニックとして、ねんどろいどどーるの立たせ方のコツから、代用品や100均グッズを活用したスタンドの自作方法、そして撮影テクニックまで、一歩進んだアイデアをご紹介します。

  • ねんどろいどどーるの基本的な立たせ方
  • 公式イーゼルの代用アイデアを紹介
  • 100均グッズで台座を自作する方法
  • ねんどろいど撮影のコツは支えを隠すこと
  • 総まとめ:最適なねんどろいどを自立させる方法

ねんどろいどどーるの基本的な立たせ方

ねんどろいどどーるの基本的な立たせ方

前述の通り、ねんどろいどどーるは足裏の磁石によって自立しやすい構造になっていますが、その性能を最大限に引き出すにはいくつかのコツがあります。

ポージングのバランス調整

まず基本となるのが、ポージングによるバランス調整です。人間と同じように、重心が安定するポーズを心がけることが大切です。

両足を少し開いて立たせたり、腕を広げてバランスをとったりするだけでも安定感は増します。特に、重い頭部を支えるためには、体の軸が地面に対して垂直になるように意識すると良いでしょう。

靴の活用

次に、靴の活用が挙げられます。公式から出ている専用の靴や、ドール服の作家さんが作る靴を履かせると、接地面が広くなり、より安定して自立させることができます。

特に、底が平らで硬い素材の靴は効果的です。デザインも豊富なので、ファッションコーディネートを楽しみながら安定性も向上させられる、一石二鳥のアイテムです。

磁石の利用

そして、やはり最も効果的なのは磁石の活用です。付属の台座以外にも、金属製のプレートやクリップボードの上などに立たせると、磁石が機能して安定します。

屋外で撮影する際に、小さな金属板を地面に置いてその上に立たせる、といった応用も可能です。

これらの方法を組み合わせることで、支柱を使わなくても様々なシチュエーションでねんどろいどどーるを立たせることができます。

公式イーゼルの代用アイデアを紹介

公式のねんどろいどイーゼルは非常に便利ですが、「もっと目立たない支えが欲しい」「自分で作ってみたい」という方には、代用品を使った自作スタンドがおすすめです。代表的な材料として、模型用の透明なプラスチック棒が挙げられます。

タミヤから発売されている「透明ソフトプラ材 3mm 丸棒」などが、ねんどろいどの背中の穴のサイズに合いやすく、加工もしやすいためよく利用されています。

自作スタンドの作り方

  1. 長さの測定と切断: まず、ねんどろいどの背中の穴から地面までの長さを測ります。この長さを基準に、後で曲げる分を考慮して少し長め(1.5cm程度)にプラ棒をニッパーなどで切断します。
  2. 加熱と曲げ加工: 次に、プラ棒の先端から1cm〜1.5cm程度の部分をドライヤーの熱で温めます。プラ棒が柔らかくなったら、ペンチなどを使って地面と水平になるようにL字型に曲げます。高温になるため、火傷には十分注意してください。
  3. 微調整: 作成したスタンドを背中の穴に差し込み、実際に立たせてみて長さを調整します。長すぎる場合はハサミやニッパーで少しずつカットして、最適な長さにします。穴が緩い場合は、プラ棒にセロハンテープを少し巻いて太さを調整すると安定します。

透明な素材なので非常に目立ちにくく、まるでねんどろいどが自分の足で立っているかのように見せることができます。

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100均グッズで台座を自作する方法

100均グッズで台座を自作する方法

より手軽に、そして安価にスタンドを自作したい場合には、100円ショップで手に入るグッズを活用する方法があります。

特に「ぬいぐるみスタンド」や「カードスタンド」として売られている針金状のアイテムと、小型の強力磁石を組み合わせるのがおすすめです。

この方法のメリットは、コストを抑えつつ、必要な数のスタンドを簡単に量産できる点にあります。

100均グッズを使ったスタンドの作り方

  1. 材料の準備: 100円ショップで、針金や細い金属棒でできた「ぬいぐるみスタンド」と、小型のネオジム磁石などを購入します。
  2. スタンドの加工: ぬいぐるみスタンドのアーム部分を、ニッパーで適切な長さに切断します。ドールの背中に当てる部分になるため、先端はペンチで内側に曲げておくと安全です。
  3. 磁石の取り付け: ドールの背中にマスキングテープなどで磁石を一つ貼り付けます。そして、加工したスタンドのアームの先端にもう一つの磁石を取り付けます。これで、磁力を使ってドールを支えるスタンドが完成です。

このスタンドは、特にねんどろいどどーるやオビツ11ボディのドールと相性が良いです。

スタンドの足元に滑り止めシートを貼ると、さらに安定性が向上します。少ない予算でたくさんのドールを飾りたい場合に、非常に有効な手段と言えるでしょう。

ねんどろいど撮影のコツは支えを隠すこと

ねんどろいどの撮影において、作品のクオリティを大きく左右するのが「いかに支柱や台座の存在感を消すか」という点です。

生活感をなくし、キャラクターがその世界に本当に存在しているかのように見せるには、支えを上手に隠す工夫が鍵となります。

テクニック①:アングルで隠す

最も基本的なテクニックは、カメラのアングルを工夫して支柱や台座が写り込まないようにすることです。

正面からの撮影であれば、キャラクターの体で支柱を隠すことができます。また、ローアングルから撮影することで、足元の台座を見切ることも可能です。

テクニック②:小物や背景で隠す

ジオラマの中で撮影する場合、小物や背景オブジェクトを使って物理的に支柱を隠す方法も有効です。

例えば、キャラクターの後ろに木や壁、家具などを配置して、その陰に支柱が来るようにします。これにより、自然な形で支えをカモフラージュできます。

テクニック③:画像編集ソフトで消す

どうしても支柱が写り込んでしまう、飛んでいるようなポーズを撮影したい、という場合には、最終手段として画像編集ソフト(Photoshopなど)で支柱を消す方法があります。

このテクニックを成功させるには、まず「ねんどろいどと支柱が写った写真」と、ねんどろいどをどかした状態の「背景のみの写真」の2枚を、カメラを固定したまま撮影することがポイントです。

その後、編集ソフト上で2枚の画像を重ね、支柱が写っている部分を背景の画像で塗りつぶすように合成します。手間はかかりますが、最も完璧に支えを消すことができ、浮遊感のあるダイナミックな作品を作ることが可能です。

総まとめ:最適なねんどろいどを自立させる方法

総まとめ:最適なねんどろいどを自立させる方法

この記事では、ねんどろいどやねんどろいどどーるを台座なしで自立させる様々な方法について解説してきました。

最後に、今回の重要なポイントをまとめます。

  • ねんどろいどを自立させるには公式グッズの活用が基本
  • 付属のアーム(支柱)のみでもバランスをとれば自立は可能
  • アームのみで立たせる際は3点支持を意識する
  • ねりゴムを使うと支柱の安定性が格段に向上する
  • 公式の台座やアームはオンラインショップで別売りされている
  • 「ねんどろいどイーゼル」は台座不要で省スペースな公式スタンド
  • イーゼルは立ち姿での展示に向いている
  • ねんどろいどどーるは足裏の磁石で自立しやすい設計
  • どーるの自立にはポージングのバランス調整が大切
  • ドール用の靴を履かせると安定性が増す
  • 模型用の透明プラ棒で目立たない自作スタンドが作れる
  • 自作スタンドはドライヤーで加熱してL字に曲げるのがコツ
  • 100均のぬいぐるみスタンドと磁石でも代用スタンドは作成可能
  • 撮影のコツはアングルや小物を使い支柱を隠すこと
  • 最終手段として画像編集ソフトで支柱を消す方法もある
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