フィギュアスタイル運営者の「ぎゅあす」です。
大切な推しのアクスタ、絶対に傷つけたくないし、いつまでも綺麗な状態で眺めていたいですよね。
でも、そのまま飾っていると紫外線による色褪せが心配だったり、一緒にお出かけして写真を撮るときに傷がつかないか不安になったりすることはありませんか。
特に最近のアクスタはデザインが凝っている分、細いパーツが折れやすかったり、表面のプリントが繊細だったりと、取り扱いには気を遣います。
実は、アクスタの保護フィルムには、100均で手軽に買えるものからUVカット機能がついた高機能なものまで、さまざまな種類があります。
この記事では、私自身が実践して辿り着いた「失敗しない貼り方のコツ」や、万が一気泡が入ってしまったときのリカバリー方法についても詳しくお話しします。
- 目的に合わせた保護フィルムの正しい選び方
- 100均フィルムと通販フィルムのメリットと注意点
- 誰でも綺麗に仕上がる失敗しない貼り方の手順
- 持ち運び時の破損を防ぐためのケース活用術
## アクスタ保護フィルムの選び方とおすすめの種類
一口に「保護フィルム」といっても、実はその機能や特徴は製品によって全然違います。撮影映えを狙うのか、長期保存を考えるのか、あるいは持ち運びの安全性を重視するのか。
目的によって選ぶべきアイテムがガラリと変わってくるので、まずはそれぞれの違いをしっかり押さえておきましょう。
反射軽減やUVカットなどフィルムの効果

アクスタに貼るフィルムには、大きく分けて3つの役割があります。
それぞれの特性を理解して、自分の用途に合ったものを選ぶのが重要です。
1. 反射軽減(マットタイプ)
「アクスタをカフェや旅行先で撮影したい!」という方に一番おすすめなのがこのタイプです。
表面に微細な凹凸加工が施されており、照明の反射や、撮影者(自分)の顔が写り込んでしまうのを防いでくれます。サラサラとした質感で指紋が目立ちにくいのも大きなメリットですね。
2. UVカット(クリアタイプ)
「部屋に祭壇を作ってずっと飾っておきたい」という場合はこちら。
アクリル素材や印刷インクは紫外線に弱く、長く飾っているとどうしても黄ばんだり色が薄くなったりしてしまいます。
UVカット機能付きのフィルムを貼ることで、その劣化スピードを遅らせ、推しの輝きを長く保つことができます。
3. 傷防止(高透明クリアタイプ)
最もベーシックなタイプです。持ち運びの際のスレ傷や汚れから守るのが主目的です。
透明度が非常に高いため、アクスタ本来の色味やクリアな質感を損なわずに保護できるのが魅力です。
写真を撮ることが多い「現場派」なら反射軽減、自宅でのディスプレイを楽しむ「在宅派」ならUVカット、というように使い分けるのが賢い選び方です。
セリアなど100均で買えるフィルムの特徴
「まずは手軽に保護を始めたい」という方には、やっぱり100円ショップのアイテムが強い味方です。
特にセリアで販売されている「LJP 反射軽減フィルム(アクリルスタンド用)」は、界隈でも「神アイテム」として愛用者が多い定番商品です。
このフィルムの最大の魅力は、なんといっても110円(税込)という圧倒的な安さ。
そして、スマホのアンチグレアフィルムのように、写真撮影時の反射をしっかり抑えてくれる機能性の高さです。
フリーカットタイプ(自分で切るタイプ)の1枚入りシートなので、どんな形や大きさのアクスタにも柔軟に合わせることができます。
ただし、人気すぎて店舗によっては常に品薄だったり、取り扱いがなかったりすることも。見つけたら予備も含めて確保しておくのが安心かなと思います。
すりガラス状になる?透明度の注意点

写真撮影に便利な「反射軽減(マットタイプ)」ですが、購入前に絶対に知っておいてほしい重大な注意点があります。
それは、フィルムを貼った部分が「すりガラスのように白く曇ってしまう」という現象です。これはマット加工の仕様上、光を拡散させるために避けられない特性なのですが、デザインによっては致命的になります。
ここに注意!
キャラクターの周囲が「透明な背景」になっているデザインのアクスタには不向きです。
透明部分にマットフィルムを貼ると、背景が白く濁ってしまい、クリアな抜け感が完全に失われます。
背景が透明なアクスタには、マットタイプではなく、透明度の高いクリアタイプのフィルムを選ぶことを強くおすすめします。
再剥離も可能!通販の高性能フィルム
楽天市場やAmazonなどの通販サイトで販売されている専用フィルムは、100均のものより少しお値段は張ります(500円〜1,000円前後)が、その分機能が充実しています。
特に私が重要だと思っているのが「再剥離(さいはくり)」機能です。
これは、一度貼っても糊(のり)を残さずに綺麗に剥がせる機能のこと。これがあると、以下のようなメリットがあります。
- 貼る時に位置がズレても、そっと剥がして貼り直しができる(初心者には特に重要!)
- 将来フィルム自体が傷ついたり汚れたりしても、アクスタ本体を傷めずに新しいフィルムに交換できる
また、強力なUVカット率(99%カットなど)を謳っている製品も多いので、絶対に劣化させたくないレアなアクスタや高価なグッズには、通販の高性能フィルムを使うのが保険として安心かもしれません。
目的別アクスタ保護フィルムの比較表

ここまで紹介したフィルムの特徴を一覧表にまとめました。どれを買えばいいか迷った時の参考にしてみてください。
| 目的 | おすすめタイプ | 主な入手先 | メリット | デメリット・注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 写真撮影 (カフェ・屋外) | 反射軽減 (マット) | セリアなど 100均 | 反射・指紋を防ぐ とにかく安い | 透明部分が曇る UVカットなしが多い |
| 長期展示 (自宅保管) | UVカット (クリア) | 通販サイト | 黄変・色褪せ防止 透明度が高い | 価格が少し高め 入手まで日数がかかる |
| 持ち運び (日常使い) | 汎用傷防止 (クリア) | 通販サイト 電気屋など | 基本的な傷保護 再剥離できる製品が多い | 物理的な「折れ」は フィルムでは防げない |
## アクスタ保護フィルムの貼り方と完全ガード術
ここからは、実際にフィルムを貼る手順をステップバイステップで解説します。
スマホの画面と違ってアクスタは形状が複雑なので少しコツがいりますが、準備と手順さえ間違わなければ、不器用さんでも綺麗に仕上がりますよ。
気泡を防ぐための掃除とホコリ除去

フィルム貼りの成否は、貼る前の「掃除」で9割決まると言っても過言ではありません。
気泡が入る原因のほとんどは、フィルムとアクスタの間に挟まった目に見えない小さなホコリだからです。
作業手順は以下の通りです。
- 指紋の除去: まず、メガネ拭きやマイクロファイバークロスなどの柔らかい布で、アクスタ表面の指紋や皮脂を丁寧に拭き取ります。
- ホコリの除去(最重要): 次に、セロハンテープやマスキングテープの粘着面を使って、表面をペタペタと叩くようにします。拭いただけでは取れない静電気でついた微細なホコリも、これで完全に取り除くことができます。
裏技アドバイス
ホコリが舞いにくい「お風呂上がり」の浴室などで作業すると、空中のホコリが少なく、成功率がグッと上がります。私はいつも本気のアクスタ貼りの時はお風呂場で行っています。
失敗しないフィルムの切り抜きと貼り方
複雑な形に合わせてフィルムを貼るには、型を取ってから切るのではなく、「貼ってから切る」方法が一番確実です。
必要な道具
- 保護フィルム
- カッターマット
- デザインカッター(刃先が30度などの鋭角で細いものがベスト)
- 新しいカッターの刃(必須!)
実践ステップ
- 大きめにカット: フィルムをアクスタ本体よりもひと回り大きく大雑把にカットします。ギリギリを攻めると失敗します。
- 貼り付け: 端から少しずつ剥離シートを剥がし、定規や指の腹を使って空気を押し出すように、ゆっくりとアクスタに貼り付けます。
- 切り抜き: 貼り終わったら、カッターマットの上に置きます。デザインカッターを使い、アクスタの縁(断面)に刃の側面を軽く添わせるようなイメージで、余分なフィルムを切り抜いていきます。
この時、カッターの刃は必ず新品に交換してから作業してください。
切れ味が悪いとフィルムが引っ張られて断面がガタガタになり、見栄えが悪くなるだけでなく剥がれやすくなってしまいます。
端が剥がれる失敗への対策と対処法

「完璧に貼れた!」と思っても、数日経つとフィルムの端がめくれて剥がれてくることがあります。これは多くの場合、切り抜きの際にフィルムがアクスタの縁からわずかにはみ出していることが原因です。
はみ出した部分が服やケース、台座に引っかかって、そこからペラっと剥がれてしまうんですね。
もし貼り終わった後に指でなぞって「引っかかり」を感じる部分があれば、面倒でも再度デザインカッターでその部分だけ慎重にトリミング(カット)しておきましょう。
また、台座に差し込む「ツメ」の部分は、フィルムの厚みが加わることで差し込みがきつくなることがあります。
無理に差し込むと台座が割れる恐れもあるので、心配な方は最初からツメ部分だけフィルムをカットして避けておくのも有効な手段です。
持ち運び時の折れ防止にはケースを活用
ここで一つ、アクスタを守る上でとても大切なことをお伝えします。
保護フィルムはあくまで「表面の傷」を防ぐものであり、「折れ」などの物理的な破損には無力です。
特に痛バッグに入れて持ち運ぶ際、バッグの中でグッズ同士がガチャガチャとぶつかると、キャラクターの首や足首などの細い部分にあっさりヒビが入ったり、折れたりしてしまいます。
これを防ぐには、フィルムだけでなく「ケースによる固定」が必須です。 私が最強だと思っているのは、キャンドゥなどで売っている「スポンジ付きの自作型アクスタケース」です。
このケースは中に分厚いスポンジが入っていて、アクスタの形に合わせてスポンジをくり抜くことができます。
これを使うと、アクスタがスポンジに埋まった状態で完全に固定されるため、どんなに激しく動いてもアクスタ自体に衝撃が伝わりません。「傷も折れも絶対に防ぎたい!」という方は、ぜひ試してみてください。
自宅での収納におすすめの保護アイテム

自宅で保管する場合も、数が増えてくると管理が大変ですよね。
ディスプレイせずに保管しておくなら、キャンドゥの「フレークシールファイル」が意外なほど便利です。
小さなポケットが沢山ついていて、アクスタ本体と台座をセットで1つのポケットに収納できるので、「あれ、この台座どの子のだっけ?」とパーツが迷子になるのを防げます。
飾る場合は、やはりUVカットフィルムを貼った上で、できるだけ直射日光や蛍光灯の近くを避けるのがベストです。
さらに、100均や無印良品のアクリルケースに入れるだけでも、ホコリ除けになりますし、万が一の地震の際の転倒・落下防止にもつながります。
最強のアクスタ保護フィルム戦略まとめ
今回はアクスタの保護フィルムについて、選び方から貼り方、代替案まで詳しく解説してきました。
最後に、私なりの「最強の保護戦略」をまとめておきます。
- 写真を撮るなら: セリアの反射軽減フィルム(※透明背景のデザインには注意!)
- 部屋に飾るなら: 通販のUVカットフィルム + 日光を避けた場所への設置
- 持ち運ぶなら: 汎用フィルム(傷防止) + スポンジ入りケース(折れ防止)のダブル使い
保護フィルムは、貼る作業こそ少し手間ですが、一度貼ってしまえば安心感が段違いです。
「フィルム」と「ケース」を上手く使い分けて、大切な推しのアクスタをいつまでも美しい状態で愛でていきましょう!
\ぎゅあす愛用/「あの時ケースに入れておけば…」を未然に防ぐ!
実は私も、昔お気に入りのフィギュアを日焼けでダメにした苦い経験が…。
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