A賞蔵馬レビュー!一番くじ幽遊白書暗黒武術会編vol.2の出来は?

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フィギュアスタイル運営者の「ぎゅあす」です。

オンライン限定で発売された今回のフィギュアですが、実物を見ずに購入するのは勇気がいりますよね。

SNS上ではA賞の蔵馬について、顔の出来やサイズ感に関して様々な意見が飛び交っており、気になっている方も多いのではないでしょうか。

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特に一番くじ幽遊白書暗黒武術会編vol.2のレビューを探している方の中には、コトブキヤのARTFX Jシリーズと比較してどちらを買うべきか、あるいはメルカリでの相場や価格が適正なのか迷っている方もいるはずです。

この記事では、私が実際に手に入れたフィギュアを徹底的にチェックし、Masterliseブランドならではの造形や塗装の質感、そして買取価格の動向まで含めて詳しく解説します。

この記事で分かること
  • 25cmを超えるMASTERLISEならではの圧倒的なサイズ感と存在感
  • 角度によって大きく印象が変わる顔の造形とベストな飾り方
  • 高騰するコトブキヤ製と比較した際のコストパフォーマンスの高さ
  • メルカリなどの二次流通市場における現在の相場情報と狙い目
目次
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一番くじ幽遊白書暗黒武術会編vol.2 A賞蔵馬の製品レビュー

それでは、まずは肝心のフィギュア本体の出来栄えから詳細に見ていきましょう。

公式のデコマス画像だけでは伝わりにくい、実物を手に取ったからこそ分かる質感や造形のポイントを、良い点も気になった点も包み隠さず徹底的にレビューしていきます。

コレクターとしての視点で、細部までチェックしました。

MASTERLISEならではのサイズ感

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箱から取り出した瞬間に感じたのは、やはり「デカい!」という単純かつ強烈なインパクトでした。

今回の蔵馬は、バンダイスピリッツが誇る高クオリティフィギュアブランド「MASTERLISE(マスターライズ)」で立体化されていますが、その名に恥じないボリューム感です。

公式表記では全高約25cmとなっていますが、髪のボリュームや靴の厚みを含めて実測すると約26cmほどあります。

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これは一般的な1/7スケールの美少女フィギュアなどと並べても全く引けを取りませんし、むしろ男性キャラクター特有の骨格の太さも相まって、視覚的な占有率はかなりのものです。

これまでプライズフィギュアやHGシリーズなどでリリースされてきた蔵馬は、どうしても15cm〜18cm前後の小ぶりなものが多かったのが実情です。

そのため、このサイズで、しかも人気の高い暗黒武術会編のチャイナ服姿の蔵馬が手に入るというのは、ファンにとっては長年の夢が叶ったような感覚ではないでしょうか。

単に背が高いだけでなく、MASTERLISE特有の「塊感(ソリッドな重量感)」があり、フィギュア棚に置いた時の主役級の存在感は圧倒的です。

500mlのペットボトルよりも頭一つ分以上大きいので、飾る棚の高さ(内寸30cm以上推奨)は事前にチェックしておきましょう。

角度で変わる顔の出来と評判

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皆さんが一番気になっているであろう「顔」の造形について、忖度なしで解説します。

正直に言いますと、このフィギュアは「見る角度によって評価が激変する」タイプだと強く感じました。

まず、真正面から見た場合です。目の位置や大きさ、そして鼻筋のバランスに若干の違和感を覚えることがあるかもしれません。

アニメの設定画をそのまま立体に起こしたような、少し平面的な印象を受けるため、ここで「あれ?似てないかも?」と不安になる方がいるのも納得です。

特にアイプリントが少し中心に寄っているようにも見える個体があり、好みが分かれるポイントでしょう。

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しかし、このフィギュアの真価は「斜め45度」や「横顔」にあります。一度フィギュアを横に向けてみてください。そこには紛れもなく「蔵馬」がいます。

顎のシャープなラインや鼻筋の通り方、そして相手(今回は鴉を想定していると思われます)を見据える鋭い眼差しは、横から見た時に最も美しくなるように計算されているように感じます。

アニメの「決めカット」などの二次元的な嘘を立体に落とし込む際に生じる難しさがあるものの、ベストな角度で見れば間違いなく冷徹かつ美しい妖狐の片鱗を感じさせる仕上がりです。

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薔薇棘鞭刃の精密な造形

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蔵馬の代名詞である武器、「薔薇棘鞭刃(ローズ・ウィップ)」ですが、ここの造形には造形師の並々ならぬこだわりを感じました。

単なる「緑色の紐」ではありません。しっかりと植物的な有機的ラインを描いており、太さにも強弱がつけられています。そして何より特筆すべきは、「棘(トゲ)」の表現の細かさです。

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先端がピンと尖っており、指で触れるとチクリとするほどの鋭さがあります。このシャープな造形がフィギュア全体に緊張感を与え、ただ立っているだけではない「戦闘中」の空気感を演出しています。

また、鞭が身体のラインに沿って螺旋を描くように美しく配置されている点も高評価です。静かな立ち姿の中にも、今にも鞭がしなりそうな「動」の気配が漂っており、空間的な広がりを感じさせます。

この薔薇棘鞭刃は硬質のプラスチック(ABS等)に近い素材感で、非常に繊細です。中古品や箱なし品を購入する場合、特に鞭の先端や棘部分が折れたり白化したりしていないか、必ずチェックすることをおすすめします。

開封時も引っ掛けて折らないよう注意が必要です。

マット塗装が生む質感と高級感

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最近のプライズフィギュアでは、コストカットのために肌や衣装が成型色(プラスチックの色そのまま)で、テカリが目立つことも少なくありません。

しかし、今回の一番くじ蔵馬は、全体的にしっかりとした「つや消し(マット)塗装」が施されており、高級感があります。

特に素晴らしいと感じたのが以下の2点です。

1. 衣装の質感表現

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蔵馬の戦闘服は黒一色に近いシンプルなデザインですが、丁寧なマット処理のおかげで、のっぺりとした安っぽさがありません。

光を当てると柔らかく拡散し、布の厚みやシワの陰影が自然に強調されます。ポケットに手を入れている部分の「布の張り」の表現などは、造形の良さを塗装が引き立てている好例です。

2. 髪のグラデーション塗装

特徴的な赤い長髪は、単色ベタ塗りではなく、毛先に向かって青みがかった深いグラデーションが入っています。これにより、暗黒武術会の会場の怪しい雰囲気や、蔵馬自身が放つ霊気の揺らめきのような深みが表現されています。

写真撮影をする際も、このグラデーションのおかげで立体感が出やすく、非常に「映える」ポイントです。

蔵馬フィギュアのおすすめの飾り方

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前述した通り、このフィギュアは見る角度を選びます。

私が実際にデスクや棚に飾ってみて「これが一番カッコいい!」と感じたのは、「目線より少し高い位置に置く」ことでした。

少し見上げる形、つまり蔵馬に見下ろされるような位置関係にすると、顎のラインが綺麗に見え、冷徹な戦士としての迫力が一気に増します。正面顔で気になった目の違和感も、この角度だと驚くほど気にならなくなります。

照明を少し暗めにして、横方向や斜め上からスポットライトを当てると、筋肉の陰影や顔の彫りが際立ち、非常にドラマチックな雰囲気になります。

背景には黒や紫などの暗色を持ってくると、薔薇棘鞭刃の緑と髪の赤がより鮮やかに引き立ちますよ。

コトブキヤ製フィギュアとの比較

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多くのコレクターが購入を迷う際、最大の比較対象とするのが、名作と名高い「コトブキヤ ARTFX J 蔵馬」でしょう。

どちらを手に入れるべきか、スペックと市場価値の両面から比較してみました。

比較項目一番くじ MASTERLISEコトブキヤ ARTFX J
サイズ(全高)約26cm(大)約23.5cm(中)
現在の相場約4,000円前後約15,000円〜(プレミア価格)
造形の方向性迫力・ボリューム重視繊細さ・美しさ重視
顔の再現度角度限定で高評価全方位で安定した美しさ
入手しやすさ容易(メルカリ等)困難(再販待ち推奨)

結論として、髪の毛先の繊細さや、中性的な「妖艶さ」の表現においては、やはりコトブキヤ版に軍配が上がります。あちらはスケールフィギュアの傑作ですから、当然といえば当然です。

しかし、コストパフォーマンスと迫力においては一番くじ版が圧倒的です。

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「コトブキヤ版の3分の1以下の価格で、それよりも一回り大きく、存在感のある蔵馬が手に入る」と考えれば、一番くじ版は非常に優秀な選択肢と言えます。

特に「細かいことは気にしないから、とにかくカッコいい蔵馬を安く飾りたい」という方には、間違いなくこちらがおすすめです。

(出典:一番くじ倶楽部公式サイト

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一番くじ幽遊白書暗黒武術会編vol.2 A賞蔵馬の相場レビュー

続いて、気になる市場価値について解説します。

発売から少し時間が経過した現在、「今買うべきか?」「いくらなら適正価格なのか?」という疑問に、最新のデータに基づきお答えします。

オンライン限定の入手難易度

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今回のくじは、実店舗での販売を行わない「一番くじONLINE限定」という形式でした。コンビニ等で見かけてふらっと引くことができないため、発売直後は実物の情報が極端に少なく、購入を躊躇した方も多かったはずです。

また、注文から発送までにタイムラグがあったため、市場に商品が出回るタイミングが一斉に来たという特徴があります。

現在は発送が完了し、多くの在庫が二次流通市場(メルカリ、ヤフオク、中古ショップ等)に流れているため、入手難易度自体は高くありません。

むしろ、供給が安定し、価格競争が起きている今が一番買いやすい時期と言えます。

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メルカリや買取の最新相場情報

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2025年12月5日時点での、メルカリやヤフオクなどのフリマアプリにおける取引価格は、おおよそ以下の通りで推移しています。

  • 未開封品:3,500円 〜 4,500円
  • 開封品・箱ダメージ品:3,000円 〜 3,500円

今回の一番くじの定価が1回850円であることを考えると、約4〜5回分の金額で確実にA賞が手に入る計算になります。

くじのアソート(内訳)においてA賞を引き当てる確率を考えると、自引きを狙って何回も引くリスクを冒すよりも、3,000円台後半での購入はかなり「お得」で経済的合理性が高いと個人的には思います。

買取価格について

専門店での買取価格も3,000円前後(未開封美品)で推移しており、人気の底堅さを感じます。

不人気フィギュアであれば数百円まで暴落することも珍しくないため、3,000円台をキープしているのは需要がある証拠です。大きく値崩れする可能性は当面低そうですね。

戸愚呂兄弟や鴉と並べた印象

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このフィギュア単体でも十分に魅力的ですが、その真価を最大限に発揮するのは、やはり同シリーズの「B賞 鴉」や「ラストワン賞 戸愚呂兄弟」と並べた時です。

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特にラストワン賞の戸愚呂兄弟は、一番くじ史上でも屈指の規格外のボリュームと異形感を誇りますが、それに負けないサイズ感を持つMASTERLISE蔵馬を並べることで、暗黒武術会決勝戦の激闘が目の前に蘇ります。

蔵馬と鴉の対峙、そして戸愚呂チームとしての並びなど、複数のフィギュアを組み合わせることで世界観が補完されます。もし予算に余裕があれば、ぜひ単体ではなくセットでのディスプレイを目指してほしいですね。

一番くじ幽遊白書暗黒武術会編vol.2 A賞蔵馬レビューまとめ

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最後に、一番くじ幽遊白書暗黒武術会編vol.2のA賞蔵馬レビューをまとめます。

正面顔の若干の違和感など、角度による見え方の違いという多少のクセは確かにあります。

しかし、約26cmという圧倒的なボリューム感丁寧なマット塗装、そして何より3,000円〜4,000円台という手に取りやすい価格帯を考慮すれば、間違いなく「買い」のフィギュアです。

特に「コトブキヤ版はプレ値で高くて手が出ないけれど、決定版のような大きな蔵馬が欲しい」という方にとっては、これ以上ない救世主のような存在になるはずです。

市場から在庫が消えて希少価値が上がり、価格が高騰してしまう前に、ぜひこの機会に手に入れてみてください。

本記事に掲載している価格情報は執筆時点(2025年12月)のものです。

市場の需給バランスにより価格は常に変動する可能性がありますので、購入前には必ずメルカリやショップの最新情報を確認してください。

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