D賞武威レビュー!一番くじ幽遊白書暗黒武術会編vol.2徹底解説

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フィギュアスタイル運営者の「ぎゅあす」です。

2025年10月1日、ついに発売された「一番くじ 幽☆遊☆白書 暗黒武術会編 vol.2」。みなさんはもう挑戦されましたか?

私は朝イチで近所の書店に並び、なんとか数回引いてきましたが、今回のラインナップは本当に熱いですよね。

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特にファンの間で大きな議論と注目を集めているのが、D賞の武威(ぶい) MASTERLISEです。

「あの巨大な鎧姿ではないのか?」「斧は付いていないのか?」といった声も聞かれますが、実際に手にした感想を一言で言えば、「引き算の美学が生んだ、傑作マッスルフィギュア」でした。

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この記事では、D賞武威を実際に開封し、細部まで観察したレビューをお届けします。

検索キーワードでよく見かける「斧の有無」や「サイズ感」、「飛影との相性」といった疑問から、気になる「現在の市場相場」や「偽物の見分け方」まで、コレクター視点で徹底的に解説していきます。

この記事を読むことで、以下のポイントを深く理解できます。

この記事で分かること
  • 鎧を脱いだ武威の「筋肉造形」の凄みと、MASTERLISEブランドならではのサイズ感の詳細。
  • 付属品としての「斧」や「鎧」が含まれない理由と、その仕様がもたらすメリット。
  • C賞「飛影」と並べた際のディスプレイの相性や、サイズ比率の検証結果。
  • 現在の市場相場(2025年10月時点)と、アソート数から予測する将来的な資産価値。
目次
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一番くじ幽遊白書暗黒武術会編vol.2D賞武威の造形レビュー

それでは、多くのファンが最も気になっているであろう造形面について、じっくりと見ていきましょう。

今回の武威は、バンダイスピリッツが誇る上位フィギュアブランド「MASTERLISE(マスターライズ)」として立体化されており、そのクオリティはこれまでのプライズ品の常識を覆すレベルです。

全高約23cmのサイズ感

箱から取り出してまず驚かされるのが、その圧倒的なボリューム感です。

公式スペックでは全高約23cmとなっていますが、実際に目の前にすると数値以上の威圧感があります。

500mlペットボトルとの比較

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サイズ感をイメージしやすくするために、一般的な500mlのペットボトルと並べてみました。高さはもちろん武威の方が高いのですが、特筆すべきは「横幅」と「奥行き」です。

鍛え上げられた肩幅や胸板の厚みが凄まじく、空間占有率はかなりのもの。

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手に持った時の「ズッシリ」とした重量感は、カプセルトイや軽量なプライズフィギュアでは決して味わえない、「高密度な物体」を所有する喜びを与えてくれます。

MASTERLISEシリーズは「Mastery(熟練の技)」「Life(生命感)」「Rise(高み)」をコンセプトにしていますが、今回の武威はそのコンセプトを体現するような、存在感の塊と言えるでしょう。

鎧や斧パーツの有無

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検索クエリやSNSでも非常によく見かける質問が、「あのトレードマークである巨大な斧や、重厚な鎧は付属しているの?」という点です。

結論をはっきりお伝えします。 今回のD賞武威には、巨大な斧や着脱可能な鎧パーツは一切付属していません。

パッケージを開封しても、入っているのは「上半身」「下半身」「自立補助パーツ」のみという、非常にシンプルな構成です。

なぜ斧が付いていないのか?(個人的考察)

「斧があってこその武威だろ!」というファンの気持ち、痛いほど分かります。

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しかし、もしあの巨大な斧や鎧まで同スケールで付属させると、金型コストやパッケージサイズが跳ね上がり、D賞という枠(あるいは1回850円というくじの価格設定)に収まらなくなる可能性が高いです。

今回はあえて武器をオミットし、「武装闘気(バトルオーラ)」を纏った肉体一つで戦う姿にリソースを全振りすることで、本体の造形クオリティとサイズを極限まで高める選択をしたのだと考えられます。

実物を眺めていると、飛影の「邪王炎殺黒龍波」を素手で受け止め、跳ね返したあの伝説のシーンが脳裏に蘇ります。

武器に頼らず己の肉体のみで魔界の炎に対抗する姿には、斧を持っている時以上の「強者としての説得力」があり、個人的にはこの仕様は大正解だったと感じています。

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筋肉と顔の傷の造形美

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このフィギュアの最大のハイライトであり、購入の決め手となるのが「筋肉」と「顔」の造形です。

鎧を脱いだ姿である以上、誤魔化しが一切効かない部分ですが、造形師のこだわりが随所に爆発しています。

フェイススカルプト:歴戦の傷跡

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まず顔の造形ですが、非常に端正でありながら、戦士としての凄みがあります。

特筆すべきは「額から目元にかけての傷跡」の処理です。

安価なフィギュアだと傷は単なる「プリント(印刷)」で済まされがちですが、この武威は皮膚が裂けて治癒したような微妙な凹凸(モールド)まで造形されています。

部屋の照明を当てると、傷の縁にリアルな影が落ち、表情に深みを与えています。感情を押し殺したクールな瞳のアイプリントもズレがなく、高精細です。

アナトミー:鋼の肉体美

そして何と言っても筋肉です。単なるマッチョではなく、「修行によって研ぎ澄まされた鋼の肉体」が見事に表現されています。

  • 腹筋群:シックスパックのブロック一つ一つが独立して隆起しており、体脂肪率の低さと筋肉の硬さが伝わってきます。腹斜筋の深い切れ込みも見事です。
  • 血管表現:上腕や前腕にはうっすらと血管が浮き出ており、拳を握りしめている「力み」が静的なポーズの中に動的な緊張感を生んでいます。
  • 背中の鬼(オーガバック):ここが一番の見どころかもしれません。広背筋の広がりと僧帽筋の盛り上がりは、まさに「鬼」の顔。壁に向けて飾るのがもったいないほど、背中で語る情報量が詰まっています。

塗装に関しても、成型色の上から筋肉の溝や陰影に合わせて一段階暗いシャドウが吹かれており、立体感を強調しています。

全体がつや消し(マット)仕上げになっているため、安っぽいテカリがなく、汗ばんだようなリアルな肌の質感が再現されているのも高評価ポイントです。

C賞飛影との比較と並び

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武威を単体で飾るのも良いですが、やはり対戦相手であるC賞 飛影と一緒に並べて、暗黒武術会決勝の再現をしたいところですよね。

実際に並べてみると、そのサイズ比の完璧さに感動します。

武威が約23cmであるのに対し、C賞の飛影は約18cm。約5cmの身長差があるのですが、武威の横幅のボリュームも相まって、作中の「巨躯の武威」対「小柄な飛影」という構図が違和感なく再現できます。

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私が試したおすすめのディスプレイ方法は、武威を少し奥に配置し、飛影を手前に置いて背中合わせにする、あるいは向かい合わせて対峙させるといった配置です。

市販のエフェクトパーツ(青いオーラや黒い炎)を追加すれば、デスクの上が一気に魔界の闘技場へと変わります。

偽物フィギュアの見分け方

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残念なことに、人気フィギュアには必ずと言っていいほど「偽造品(海賊版)」が出回ります。

特に海外人気も高い幽遊白書シリーズは要注意です。ネットオークションやフリマアプリで購入する際は、以下のポイントを必ずチェックしてください。

購入時のチェックポイント

  • 版権シール:外箱の天面や底面に、「ぴえろ」や「東映アニメーション」の版権許諾証シール(金や銀の猫シールなど)が貼られているか必ず確認しましょう。これが無いものは偽物の可能性が極めて高いです。
  • 塗装の質感:偽物は肌がプラスチック特有のテカリで不自然に光っていたり、塗料のはみ出し、アイプリントのズレが見られることが多いです。
  • 価格の異常さ:相場(後述)より極端に安い出品(例:新品2,000円など)は、まず疑ってかかるべきです。

メルカリなどで購入する場合は、出品者に「箱の裏面」や「版権シール部分」のアップ写真をリクエストするのも有効な自衛手段です。

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一番くじ幽遊白書暗黒武術会編vol.2D賞武威レビューと相場

続いて、コレクターとして気になる市場価値やアソート情報について、2025年10月時点のデータを基に分析していきます。

「今買うべきか?待つべきか?」の判断材料にしてください。

1ロットのアソート数

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一番くじを引く上で重要なのがアソート数(内訳)です。

今回の一番くじ(1ロット80本想定)において、D賞武威が含まれる本数は推計で2本程度と考えられます。

確率にすると約2.5%(40回引いて1個出る計算)。これは自力で引き当てるにはかなり厳しい数字です。上位賞であるA賞(蔵馬)やラストワン賞(戸愚呂)と同様に、非常に希少性が高い枠と言えるでしょう。

D賞武威の最新相場価格

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発売直後の2025年10月現在、フリマアプリや中古ショップでの取引価格は以下のようになっています。

取引形態価格帯の目安
D賞 武威 単品6,000円 〜 8,500円
C賞 飛影とのセット12,000円 〜 15,000円

「隠れた当たり枠」として非常に評価が高く、A賞やラストワン賞に次ぐ高値で安定しています。

特に飛影とのセット需要が高く、まとめ売りされているケースも多く見かけますね。くじ1回850円ということを考えると、約7〜10回分の価格で確実に手に入ることになります。

なお、商品詳細や公式のラインナップ情報は、以下の公式サイトでも確認できます。 (出典:一番くじ倶楽部 公式サイト

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今後の価格高騰の可能性

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今後の価格推移ですが、私は「緩やかに上昇する(プレ値化する)」と予想しています。その理由は、フィギュア市場における「敵キャラの法則」です。

主人公チーム(幽助、桑原、蔵馬、飛影)は人気があるため、今後も再販や別バージョン(ポーズ違いなど)が出る可能性が高いです。

しかし、武威や鴉といった敵キャラクターは、立体化の機会自体が非常に少ないのです。過去の商品化を見ても、これほど高クオリティなリアルフィギュアが出ること自体が稀でした。

そのため、販売終了から数年が経過し、市場の流通在庫が減ってくると、「あの時買っておけばよかった」というコレクターの需要が供給を上回り、価格が高騰する傾向があります。

特に今回の武威は「決定版」とも言える出来栄えなので、将来的に1万円台に乗ってくる可能性も十分にあると考えています。

武威フィギュアの評価総評

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ここで改めて、このフィギュアの良い点と気になる点をまとめてみます。

Good Points(ここが凄い!)

  • 決定版の造形:23cmサイズでの武威のリアルフィギュアはこれ以外に選択肢がなく、造形・塗装ともに最高水準。
  • 圧倒的な存在感:筋肉のボリュームと立ち姿の迫力は、単体で飾っても部屋の雰囲気を変える力がある。
  • 資産価値:今後同クオリティで立体化される可能性が低く、コレクションとしての価値が落ちにくい。

Bad Points(ここは注意)

  • 武装の不在:やはり「斧」や「鎧」がない点は、完全装備の武威を求めるファンにはマイナスポイントとなり得る。
  • 固定ポーズ:スタチューフィギュアなので、可動させてアクションを楽しみたい人には不向き。

一番くじ幽遊白書暗黒武術会編vol.2D賞武威レビューまとめ

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結論として、「一番くじ 幽☆遊☆白書 暗黒武術会編 vol.2 D賞 武威 MASTERLISE」は、暗黒武術会編に熱狂した世代のファンなら「間違いなく買い」のアイテムです。

鎧を脱ぎ捨て、小手先の武器に頼らず己の肉体のみで戦う武威の矜持(プライド)が見事に表現されており、C賞の飛影と並べた時の満足度は言葉では言い表せません。

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「斧がない」ことはデメリットではなく、むしろ彼の「本気」を表現するための不可欠な要素であるとさえ思えてきます。

現在の相場である6,000円〜7,000円台というのは、このクオリティを考えれば決して高くはない投資だと思います。

市場から美品が姿を消し、高騰してしまう前に、ぜひこの「強者」をあなたのコレクションに迎えることを強く推奨します。

※本記事の相場情報は2025年10月時点の調査データに基づく目安であり、将来的な価格を保証するものではありません。購入の際は最新の市場価格をご確認ください。

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