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C賞飛影一番くじ幽遊白書暗黒武術会編vol.2レビューに関する情報を探している方の中には、MASTERLISEブランドとしての筋肉の造形や18cmというサイズ感が実際にどうなのか気になっている方も多いのではないでしょうか。

また、オンライン限定販売だったこともあり、現在の相場や武威と並べたときのバランスも購入前に確認しておきたいポイントですよね。
- MASTERLISEならではの筋肉造形や顔のクオリティを深掘りして解説
- 全高18cmというサイズがA賞蔵馬やD賞武威と並べた際にどう映るかを検証
- オンライン限定販売による市場への影響と現在のメルカリ相場の適正価格を分析
- コトブキヤ製などの他社フィギュアと比較した際のMASTERLISE版の強み
この記事では、実際に手にした感想を交えながら、それらの疑問について詳しく解説していきます。
C賞飛影一番くじ幽遊白書暗黒武術会編vol.2の造形レビュー
まずは、今回のフィギュアの核心部分である造形面について詳しく見ていきましょう。一番くじの目玉であるMASTERLISEブランドとして登場したこの飛影ですが、単なる立ち姿のフィギュアではありません。
暗黒武術会編のクライマックスで見せた、あの気迫がどのように立体化されているのか、細部までチェックしていきます。
MASTERLISE飛影の顔や筋肉の造形評価

飛影のフィギュアにおいて、ファンの評価が最も厳しくなるのが「顔」の出来栄えですが、今回のC賞は結論から言うと「歴代でもトップクラスに似ている」と感じました。
顔面の造形はフィギュアの命ですが、特に今回はアニメ放送当時の作画監督のタッチをかなり意識している印象を受けます。
髪の毛の色彩設計とエッジ

髪の毛には青みがかったグラデーション塗装が施されており、ベタ塗りの黒髪とは違う高級感があります。
照明を当てると毛先にかけてうっすらとダークネイビーの色味が浮かび上がり、非常に美しいです。また、毛先も刺さるほどシャープで、プライズ品のような「ダルさ(先端の丸まり)」は一切ありません。
この鋭利なシルエットが、キャラクターの持つ危険な雰囲気を強調しています。
髪の毛のパーツ分割線も目立たないように処理されており、どの角度から見ても自然な流れに見えます。
このあたりの配慮はさすがMASTERLISEブランドといったところでしょう。
18cmに凝縮された筋肉の密度

そして何より素晴らしいのが、「筋肉の密度」です。
小柄な体躯に凝縮された筋肉の描写が凄まじく、ただ筋肉を盛っているだけでなく、体脂肪率の低さを感じさせる「皮の薄さ」まで表現されています。
特に腹筋から腹斜筋にかけてのラインは圧巻で、深い割れ目にはシャドウ塗装がしっかり乗っているので、照明を当てた時の陰影が際立ち、非常に立体的に見えます。
18cmのサイズ感と武威と並べるバランス

スペック上の全高は約18cmとなっており、近年の1/7スケールフィギュアなどに慣れていると「少し小さいかな?」と感じるかもしれません。
しかし、このサイズ感には作品の世界観を再現するための重要な意味があります。
身長差という演出

それは、「同シリーズの他のキャラクターと並べたときの身長差再現」です。
今回のVol.2ラインナップには、A賞に約25cmの蔵馬、D賞に約23cmの武威が含まれています。
もし飛影も同じ25cmサイズで作られていたら、並べた時に飛影だけが巨人のようになってしまい、世界観が崩れてしまいますよね。

実際に並べてみると、約150cm台前半とされる飛影の小柄さと、巨躯の武威との対比が完璧に再現されます。この「あえて小さく作る」という判断は、コレクター心理をよく理解しているなと感心しました。
小さいからといって満足度が低いわけではなく、むしろギュッと詰まった情報量のおかげで、手に持った時の重厚感は見た目以上です。
単体で見るとコンパクトですが、その分密度が高いので、デスク脇などに飾るには最高の収まり具合だと思います。PCモニターの下や、本棚のちょっとしたスペースにも無理なく飾れるのは、このサイズの大きなメリットです。
忌呪帯法を解いた右腕や塗装の質感を評価

今回のC賞飛影の最大の特徴とも言えるのが、右腕に巻かれた「忌呪帯法(きじゅたいほう)」の包帯造形です。
戦闘中であることをイメージしているため、真っ白な新品の包帯ではなく、「ウェザリング(汚し塗装)」が施されている点が高評価です。
質感のコントラスト

薄いグレーやベージュのシャドウが包帯の重なり部分に入れられており、布の厚みや奥行きを感じさせます。
また、腕に絡まる鎖や金具部分は、鈍い金属光沢を放つメタリック塗装で仕上げられており、マットな包帯の質感、半光沢の肌の質感とのコントラストが素晴らしいですね。
素材ごとにしっかりと質感を塗り分けているため、PVC(塩ビ)の塊であることを忘れさせてくれます。
非常に細かい部分ですが、ぜひ手に入れたらルーペなどで確認してみてください。文字のプリントも潰れておらず、かなり精巧です。
オンライン限定C賞飛影の仕様と自立補助パーツ

このフィギュアは、2025年10月1日より「一番くじONLINE限定」で販売されたアイテムです。そのため、パッケージや仕様も通常の店頭販売分とは少し異なる雰囲気を持っています。
自立の安定性について

自立に関しては、飛影の足の接地面が小さいため、付属の「自立補助パーツ(台座)」が必須となります。
個体によっては補助パーツなしでもバランスをとって立つことがありますが、少しの振動で倒れるリスクが高いです。転倒防止のためにも必ず使用することをおすすめします。
台座はクリアブラックのような目立たない色味になっており、フィギュアの雰囲気を損なわないよう配慮されています。
夏場などの高温環境では、PVC素材が柔らかくなり、足首に負担がかかって傾いてくる可能性があります。補助パーツはしっかりと奥まで差し込んで固定しましょう。
また、直射日光が当たる場所でのディスプレイは、色褪せだけでなく変形の原因にもなるので避けたほうが無難です。
ポージングの魅力と写真映えする角度

フィギュア撮影を楽しむ方にとって、どの角度が一番カッコよく撮れるかは重要なポイントですよね。この飛影、個人的に一番写真映えすると思う角度は、「やや下からの煽り構図」です。
顎を引いて相手を見据えるようなポージングになっているため、正面よりも少し低い位置からカメラを向けることで、あの傲慢で自信に満ちた飛影の目線とバチッと目が合います。
照明を上から当てて、前髪の影を目元に落とすと、より一層ダークな雰囲気が増してカッコいいですよ。
背中で語る造形

また、背面の造形も手抜きがありません。武威の攻撃を受け止めることになる「小さな背中」には、広背筋や脊柱起立筋がしっかりと刻まれており、後ろ姿だけでも語れるフィギュアになっています
。撮影する際は、ぜひ背中の筋肉にサイドからライティングを当てて、陰影を強調してみてください。
筋肉の溝が深く刻まれているので、初心者でも簡単にプロっぽい陰影写真を撮ることができます。
C賞飛影一番くじ幽遊白書暗黒武術会編vol.2レビューと相場
ここまではフィギュアの出来栄えについて語ってきましたが、ここからは「買い」の判断に関わる市場価値や、他社製品との比較について解説していきます。
特に今回はオンライン限定という特殊な販売形態だったため、相場の動きも気になるところです。
コトブキヤや他社製飛影フィギュアと比較

飛影のフィギュアを購入検討する際、比較対象となるのが「コトブキヤ ARTFX J」シリーズや、グッドスマイルカンパニーの「POP UP PARADE」シリーズでしょう。
それぞれの特徴を整理してみます。
| 比較項目 | 一番くじ MASTERLISE | コトブキヤ ARTFX J | POP UP PARADE |
|---|---|---|---|
| 価格帯 | 約3,500円〜4,500円 | 約12,000円〜 | 約4,800円 |
| サイズ | 約18cm | 約20cm (1/8) | 約16cm |
| 造形特徴 | 筋肉重視・アニメ寄り | スタイリッシュ・美形 | シンプル・素立ち |
| ポージング | 忌呪帯法解放・立ち | 黒龍波・剣構えなど | シンプルな立ち姿 |
| おすすめ層 | コスパと筋肉重視 | クオリティ至上主義 | 手軽に集めたい人 |
比較してみると、一番くじMASTERLISE版は「中価格帯でありながら、造形密度は高価格帯に肉薄している」という立ち位置が見えてきます。

コトブキヤ版は決定版とも言える素晴らしい出来ですが、価格が1万円を超えてしまい、再販のタイミングを待つ必要があります。
一方、POP UP PARADEは安価ですが、サイズや塗装の細かさではMASTERLISEに分があります。
「3,000円〜4,000円台で買える、決定版に近い筋肉造形の飛影」を探しているなら、この一番くじ版が最もコストパフォーマンスが高い選択肢になるでしょう。
特に「武威戦の包帯姿」というシチュエーション特化型のデザインは他社製品と被りにくく、独自の価値を確立しています。
C賞飛影のメルカリ相場と価格推移の分析

2025年10月の発売以降、メルカリやヤフオクなどの二次流通市場では活発に取引されています。現在の相場感としては以下の通りです。
- 未開封品:3,500円 〜 4,500円前後
- 開封品:3,000円 〜 3,500円前後
くじ1回が850円(税込)だったことを考えると、定価の4〜5倍の価格がついています。
しかし、オンライン限定くじ特有の「送料(通常500円〜)」や「目当ての賞が出るまでの投資額」を考慮すれば、3,500円程度で確実に手に入るのは、ある意味で「合理的で安い」と言えるかもしれません。
また、一番くじONLINEの商品は、販売期間終了後に再販されるケースが非常に稀です(出典:BANDAI SPIRITS『一番くじONLINE』)。
そのため、今後市場の在庫が枯渇してくると、D賞武威とのセット需要も相まって価格がさらに上昇する可能性があります。欲しい方は、流通量がある程度ある今のうちに確保しておくのが賢明かなと思います。
A賞蔵馬やD賞武威とのセット需要について

今回のVol.2における最大の魅力は、間違いなく「暗黒武術会決勝の再現」ができる点にあります。特にC賞飛影とD賞武威は、原作における名バウトの組み合わせです。
コレクター心理として、「武威を手に入れたら飛影も絶対に欲しい(逆もまた然り)」という強いセット需要が働いています。
実際にSNSなどを見ても、この二体を並べて飾っている写真が非常に多く投稿されており、セットで飾ることでフィギュアとしての価値が数倍に跳ね上がると感じます。
もし予算に余裕があるなら、絶対にD賞武威も一緒に探してみてください。
巨大な鎧を脱ぎ捨てた武威と、包帯を解いた飛影。この二つが揃った時の「あのシーン」の再現度は鳥肌ものです。単体で飾るよりも満足度が段違いです。
一番くじ飛影の個体差や初期傷の確認ポイント

最後に、購入時や開封時にチェックしておきたいポイントをお伝えします。
プライズや一番くじフィギュアには、どうしても製造上の個体差が発生します。後で後悔しないためにも、以下の点はしっかり確認しましょう。
- 顔のアイプリント:左右のバランスにズレがないか、瞳の中に白い埃などが混入していないか。
- 髪の毛の接着:生え際に接着剤のはみ出し(白化現象)がないか。
- 塗装ハネ:特に上半身の肌色部分に、黒い塗料が飛んでいないか。
特に飛影は肌の露出面積が広いため、肌部分の汚れは目立ちやすい傾向にあります。
もしメルカリ等で開封品を購入する場合は、出品者に顔のアップや肌の状態がわかる写真を追加してもらうなどして、事前に確認すると安心ですね。
未開封品を購入した場合は、箱の外からできる範囲でチェックすることをおすすめします。
C賞飛影一番くじ幽遊白書暗黒武術会編vol.2レビュー総括

まとめとして、今回の「C賞 飛影 一番くじ 幽遊白書 暗黒武術会編 vol.2 レビュー」を振り返ります。
このフィギュアは、18cmというサイズの中に、MASTERLISEブランドの名に恥じない筋肉造形と塗装技術が凝縮された傑作です。
オンライン限定という入手ハードルはありましたが、現在の二次流通相場であれば、十分に価格以上の満足感を得られるアイテムだと言えます。
- 原作通りの身長差でキャラクターを並べたい人
- コトブキヤ版は高くて手が出ないが、クオリティの高い飛影が欲しい人
- 武威戦のあの「包帯を解いた姿」が好きな人
- 場所を取らずに高密度なフィギュアを飾りたい人
在庫が市場から消える前に、ぜひこの素晴らしい造形を手元に迎えてみてください。あくまで私個人の感想ですが、飛影ファンなら「買って後悔しない」フィギュアだと断言できます。

※本記事の価格情報は執筆時点(2025年12月)の市場調査に基づく目安です。
実際の価格は変動する可能性があります。購入の際は最新の情報を各サイトでご確認ください。
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