一番くじで絶対に欲しい景品がある時、「全部まとめて購入できたら…」と考えたことはありませんか。その夢を叶えるのが、ロット買いや箱買いと呼ばれる購入方法です。
しかし、いざ一番くじのロット買い予約をしようとすると、ロット買いの予約はいつから可能なのか、そもそも一番くじは一ロット何枚ですか、といった基本的な疑問から、ロット買いの値段、ロット買いできる店の探し方まで、分からないことが多いのではないでしょうか。
また、コンビニでのロット買いはできるのか、アニメイトでのロット予約はどうすれば良いのか、そしてAmazonなどの予約サイトを利用した一番くじの予約方法にはどんな注意点があるのか、知りたい点は多岐にわたるはずです。
さらに、ロット買いが禁止されていたり、他の人に迷惑行為と見なされたりしないかという不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では、そうした皆様の疑問や不安を解消し、一番くじのロット買いを成功させるための全ての情報を、分かりやすく網羅的に解説していきます。
この記事を読むことで、以下の点が明確になります。
- ロット買いの基本(値段や枚数)がわかる
- ロット買いの具体的な予約方法と手順
- 予約可能な店舗(コンビニ・アニメイト等)の見つけ方
- オンラインサイトでの購入方法と注意点
一番くじのロット買い予約|知っておくべき基本情報
- 一番くじのロット買い(箱買い)とは?
- 一番くじは一ロット何枚ですか?
- 目安となるロット買いの値段
- ロット買いは禁止・迷惑行為にあたる?
一番くじのロット買い(箱買い)とは?
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一番くじのロット買いとは、販売されるくじ1セット全てを、まとめて購入する方法を指します。これは「箱買い」や「大人買い」とも呼ばれ、特定の景品を確実に手に入れたいファンやコレクターにとって魅力的な選択肢です。
ロット買いの最大のメリットは、A賞などの上位賞はもちろん、最後のくじを引いた人がもらえる「ラストワン賞」まで、全ての景品を確実に入手できる点にあります。
くじを引くドキドキ感はありませんが、お目当ての景品が手に入らないリスクを完全に排除できます。
例えば、どうしても欲しいキャラクターのフィギュアがある場合や、全種類のグッズをコンプリートしたい場合に、ロット買いは非常に有効な手段となります。また、友人たちと共同で購入し、景品を分け合うといった楽しみ方も考えられます。
一方で、デメリットとして最も大きいのは、購入金額が高額になることです。さらに、全ての景品を引き取ることになるため、フィギュアの箱や下位賞のグッズを保管するための十分なスペースが必要になる点も考慮しなければなりません。
一番くじは一ロット何枚ですか?
一番くじが1ロットあたり何枚のくじで構成されているかは、商品によって異なります。
一般的には、1ロットあたり70本から80本程度で構成されていることが多いですが、景品数が少ないシリーズでは60本程度、逆に多いものでは100本近くになるケースもあります。
ロットの枚数は、A賞やB賞といった上位賞のフィギュア、中位賞のアクリルスタンドやイラストボード、下位賞のラバーストラップやクリアファイルといった景品の総数によって決まります。
そのため、新しい一番くじの情報が公開された際には、公式サイトで景品のラインナップと各賞の本数(アソート数)を確認することが大切です。
ロットの総本数を把握することで、後述するロット買いの合計金額を正確に計算できます。
公式サイトや各種情報サイトでは、発売が近づくと各賞の景品画像と共にアソート数が公開されるため、こまめにチェックすることをおすすめします。
一番くじシリーズ(過去の例) | 1回の価格(税込) | 1ロットの枚数 | ロット買い合計金額(目安) |
鬼滅の刃 ~雷の兄弟~ | 790円 | 60本 | 47,400円 |
僕のヒーローアカデミア | 750円 | 80本 | 60,000円 |
ワンピース | 790円 | 80本 | 63,200円 |
ドラゴンボール | 800円 | 80本 | 64,000円 |
このように、シリーズによって枚数や価格が変動するため、事前の確認が不可欠です。
目安となるロット買いの値段

ロット買いにかかる値段は、「1回あたりのくじの価格 × 1ロットの総枚数」で算出されます。そのため、総額はシリーズによって大きく変動しますが、おおよその相場としては1ロットあたり5万円から7万円程度になることが多いです。
例えば、1回750円のくじが全80本で構成されている場合、ロット買いの価格は「750円 × 80本 = 60,000円」となります。最近の一番くじは1回の価格が700円台後半から800円台に設定されることが多いため、この価格帯がひとつの目安と考えられます。
注意点として、これはコンビニや書店などの実店舗で定価購入した場合の価格です。後述するオンラインサイトなどでロット買いをする場合は、これに加えて送料やサイトの仲介手数料が上乗せされることがあります。
特に、発売済みの人気商品を通販で購入する場合は、定価を大幅に上回るプレミア価格で販売されていることも少なくありません。したがって、予算を立てる際には、購入方法による価格の違いも念頭に置く必要があります。
ロット買いは禁止・迷惑行為にあたる?
一番くじのロット買いは、公式メーカーによって明確に「禁止」されている行為ではありません。しかし、他の購入者の楽しみを奪う可能性や、転売目的と見なされるリスクがあるため、店舗によっては独自のルールを設けている場合があります。
ロット買いが迷惑行為と捉えられかねない主な理由は、発売を楽しみにしていた他のファンが、くじを引く機会を完全に失ってしまう点にあります。
特に、発売日当日の開店直後に全てのくじが買い占められてしまうと、トラブルに発展する可能性も否定できません。
このため、多くの店舗では「お一人様〇回まで」といった回数制限を設けたり、ロット買いの申し出自体をお断りしたりしています。
ロット買いを希望する場合は、他のお客さんがいない時間帯に相談する、事前に電話で店舗の意向を確認するなど、周囲への配慮が不可欠です。
結論として、ロット買いはルール違反ではありませんが、店舗の方針や他のお客様の心情を尊重するマナーが求められます。トラブルを避け、気持ちよく購入するためにも、独善的な行動は慎み、店舗側と十分にコミュニケーションを取ることが鍵となります。

一番くじのロット買い予約ができる店と具体的な方法
- 基本的な一番くじの予約方法
- ロット買いの予約はいつからできる?
- ロット買いできる店の探し方
- コンビニでのロット買いは可能か
- アニメイトでのロット予約について
- 便利なオンライン予約サイトの活用
- Amazonでロット買いする際の注意点
- 成功へ導く一番くじロット買い予約のポイント
基本的な一番くじの予約方法

一番くじのロット買いを予約する方法は、大きく分けて「実店舗での直接予約」と「オンラインサイトでの予約」の2種類が存在します。
実店舗での直接予約
これは、コンビニエンスストア、書店、ホビーショップ、ゲームセンターといった一番くじの取扱店に直接連絡を取り、ロットでの予約を依頼する方法です。
- 取扱店舗の確認: まず、一番くじ公式サイトの「店舗検索」機能で、お目当てのくじを取り扱う近隣の店舗をリストアップします。
- 電話での問い合わせ: リストアップした店舗に電話をかけ、「〇〇(商品名)の一番くじをロットで予約購入したいのですが、可能でしょうか?」と確認します。この際、丁寧な言葉遣いを心がけることが大切です。
- 予約・支払い: 予約が可能であれば、店員の指示に従って名前や連絡先を伝えます。店舗によっては、予約時に内金(前金)が必要な場合もあります。支払いや商品の受け取り日時についても、この時点で確認しておきましょう。
オンラインサイトでの予約
これは、Amazonや楽天市場、専門のホビー通販サイトなどを通じてロット商品を予約・購入する方法です。
- サイトでの検索: 各通販サイトで「一番くじ 〇〇(商品名) ロット」といったキーワードで商品を検索します。
- 出品者の選定: 価格や送料、出品者の評価などを比較検討し、信頼できるショップを選びます。
- 注文・決済: 通常のネットショッピングと同様に、商品をカートに入れて注文手続きを進めます。発売前の商品は予約注文となり、発売日以降に自宅へ配送されます。
どちらの方法にもメリット・デメリットがあるため、自身の状況に合わせて最適な方法を選択することが求められます。
ロット買いの予約はいつからできる?
ロット買いの予約受付がいつから開始されるかについては、残念ながら全国一律の明確なルールは存在しません。
予約のタイミングは、各店舗の方針や、一番くじの発売元であるBANDAI SPIRITSの情報公開スケジュールに大きく左右されます。
一般的に、予約の可能性がある期間は非常に幅広く、早いところでは発売日の3ヶ月ほど前から、遅いところでは発売日の1週間前くらいまでと様々です。
予約タイミングが変動する理由
- 店舗の方針: 店舗によっては、メーカーからの発注案内が届き次第、常連客向けに予約受付を開始することがあります。一方で、情報が錯綜するのを避けるため、発売日直前まで予約を受け付けない店舗もあります。
- 情報公開の遅れ: 近年、一番くじの景品ラインナップ全貌が、発売日の1ヶ月前を切ってから公開されるケースも増えています。多くの人は景品の詳細を確認してから予約を判断したいため、結果として予約期間が短くなる傾向にあります。
予約を成功させるためには
このため、ロット買いを確実に成功させるには、迅速な情報収集が不可欠です。
一番くじの公式X(旧Twitter)アカウントをフォローしておくのはもちろん、ファンの情報交換が活発なSNSやコミュニティをこまめにチェックし、予約受付開始の動きをいち早く察知することが重要となります。
人気シリーズの場合、予約受付が始まった途端に枠が埋まってしまうことも珍しくありません。
ロット買いできる店の探し方

ロット買いを受け付けてくれる店舗を見つけ出すには、いくつかの方法を組み合わせた、地道な情報収集が必要になります。
公式サイトの「店舗検索」を活用する
まず基本となるのが、一番くじ公式サイトに掲載される「店舗検索」機能です。発売日の10日ほど前になると、そのくじを取り扱う店舗の一覧が公開されます。
ここで近隣の取扱店をリストアップすることが、全てのスタート地点となります。ただし、このリストはあくまで「くじを取り扱う店」であり、「ロット買いができる店」ではない点に注意が必要です。
SNSでの情報収集
次に有効なのが、X(旧Twitter)などのSNSを活用する方法です。
「一番くじ ロット予約 〇〇(地域名)」や「〇〇(商品名) ロット買い」といったキーワードで検索すると、過去にロット買いに対応してくれた店舗の情報や、現在予約を受け付けている店舗に関する投稿が見つかることがあります。
同じ目的を持つファンからのリアルタイムな情報は非常に価値が高いです。
過去の実績がある店舗に問い合わせる
以前、自分が一番くじを引いたことがある店舗や、そのシリーズのくじを取り扱っていた実績のある店舗は、有力な候補となります。
特に、個人経営の書店やホビーショップ、フランチャイズのコンビニなどは、オーナーの裁量で柔軟に対応してくれる可能性があります。
最終的には、リストアップした店舗候補に一件ずつ電話で問い合わせて確認するのが、最も確実な方法と言えるでしょう。
コンビニでのロット買いは可能か
コンビニエンスストアで一番くじのロット買いができるかどうかは、一言で言うと「店舗の方針次第」です。全国チェーンのマニュアルで一律に決められているわけではなく、各店舗のオーナーや店長の判断に委ねられています。
ロット買いが可能なケース
コンビニ側から見ると、一番くじは売れ残ってしまうと損失になります。そのため、全ての在庫を確実に買い取ってくれるロット買いは、ビジネス的には歓迎すべき側面もあります。
特に、個人オーナーが経営するフランチャイズ店舗などでは、オーナーの裁量でロット買い予約を許可してくれることがあります。
ロット買いが難しいケース
一方で、多くのコンビニではロット買いをお断りしています。その理由としては、他のお客様とのトラブルを避けたいという点が挙げられます
。一番くじは多くの人が楽しみにしている商品であり、一人に買い占められることを快く思わないお客様も少なくありません。また、そもそもロットでの販売を想定しておらず、対応方法が分からないという店舗も多いのが実情です。
したがって、コンビニでのロット買いを希望する場合は、まず丁寧な問い合わせが不可欠です。
いきなり店頭で申し出るのではなく、事前に電話で店長や責任者の方に相談し、お店の迷惑にならない形で可能かどうかを確認する姿勢が大切になります。
アニメイトでのロット予約について

アニメイトのようなアニメ・ホビー専門店は、一番くじのロット予約において非常に有力な選択肢の一つです。専門店であるため、店員も商品知識が豊富で、ファンの需要を深く理解していることが多いからです。
アニメイトで予約するメリット
アニメイトの店舗では、一番くじのロット予約を公式に受け付けている場合が少なくありません。新しい一番くじの発売が決定すると、店頭の予約コーナーに専用の予約票が掲示されたり、店内のポスターで告知されたりします。
また、アニメイトオンラインでもロット商品の予約を受け付けることがあります。コンビニなどと比較して、ロット予約への対応がシステム化されているため、問い合わせしやすいのが大きなメリットです。
予約時の注意点
ただし、人気シリーズの場合は予約が殺到するため、注意が必要です。受付開始後すぐに予約枠が埋まってしまったり、場合によっては抽選販売になったりすることもあります。
予約時には、身分証明書の提示や予約金(内金)の支払いが必要になることが多く、一度予約すると原則としてキャンセルはできません。
アニメイトでの予約を狙うのであれば、公式サイトや店舗のSNSアカウントをこまめにチェックし、予約受付の開始情報を逃さないようにすることが何よりも重要となります。
便利なオンライン予約サイトの活用
実店舗での予約が難しい場合や、近隣に取扱店がない場合に非常に便利なのが、オンラインの予約サイトを活用する方法です。自宅にいながら手軽にロット買いの予約・購入手続きができるため、多くのファンに利用されています。
オンライン予約のメリット
最大のメリットは、店舗に足を運んだり、電話をかけ続けたりする手間が省けることです。また、複数のサイトで価格を比較できるため、少しでも安く購入できる可能性もあります。
発売日当日に店舗に並ぶ必要がなく、商品は自宅まで配送されるため、大きな荷物を持ち帰る労力もかかりません。
代表的なオンラインサイト
- 総合通販サイト: Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどでは、多くのホビーショップが出店しており、一番くじのロット商品を扱っています。
- ホビー専門店サイト: 「あみあみ」や「駿河屋」、一番くじの予約販売に特化した「ヴァンガード」といった専門店サイトも有力な選択肢です。専門店ならではの品揃えや、丁寧な梱包が期待できます。
オンライン予約の注意点
オンラインでの購入は便利ですが、注意点もあります。まず、商品代金とは別に送料がかかることがほとんどです。
また、ごく稀にですが、商品を確保できずに一方的にキャンセルしてくるような信頼性の低い業者も存在します。サイトのレビューやショップの評価をよく確認し、信頼できる業者から購入することが大切です。
Amazonでロット買いする際の注意点

大手通販サイトであるAmazonは、一番くじのロット買いを検討する際に多くの方が利用するプラットフォームです。手軽に検索・購入できる利便性がある一方で、利用にはいくつかの注意点を理解しておく必要があります。
最も重要なのは、Amazonで販売されている一番くじのロット商品は、Amazonが直接販売しているわけではなく、「マーケットプレイス」に出品している様々なホビーショップや個人が販売しているという点です。
そのため、購入時には出品者を慎重に見極めなければなりません。
購入前に確認すべきポイント
- 価格: 発売前の予約段階であっても、定価に手数料を上乗せした「プレミア価格」で販売されていることがほとんどです。定価(1回価格×枚数)と比較して、価格が妥当か判断する必要があります。
- 出品者の評価: 必ず出品者の評価を確認しましょう。「非常に良い」の割合が高く、十分な取引実績がある出品者を選ぶのが安全です。特に、「予定日に商品が届かなかった」「梱包が雑だった」といったネガティブなレビューがないかを確認します。
- 発売日の遵守: 出品者によっては、公式の発売日よりも商品の発送が大幅に遅れるケースがあります。商品説明欄に発送予定日が明記されているかを確認し、不明な場合は購入を避けるのが賢明です。
これらの点を踏まえ、Amazonは便利な選択肢の一つですが、価格や信頼性を見極める慎重さが求められる購入方法であると言えます。
成功へ導く一番くじロット買い予約のポイント
この記事で解説してきた、一番くじのロット買い予約を成功させるための重要なポイントを、以下に箇条書きでまとめます。
- ロット買いは全景品とラストワン賞が確実に手に入る購入方法
- ロット買いは箱買いや大人買いとも呼ばれコレクターに人気
- 1ロットの枚数は平均70本から80本だが商品により変動する
- ロットの値段は「1回価格×枚数」で計算される
- おおよその相場は5万円から7万円前後が目安となる
- ロット買い自体は公式に禁止されていないが店舗ルールを最優先する
- 他のファンへの配慮とマナーを忘れないことが大切
- 予約方法は店舗での直接予約とオンライン予約の2種類
- 予約開始時期は発売3ヶ月前から直前までと幅広く決まっていない
- ロット買いできる店は公式サイトの店舗検索やSNSで探す
- コンビニでのロット買いはオーナーの方針次第で交渉が必要
- アニメイトなどの専門店はロット予約に対応しやすい傾向がある
- Amazonなどのオンラインサイトは便利だが送料や価格に注意
- 通販サイトで購入する際は出品者の評価を必ず確認する
- 成功の最大の鍵は迅速な情報収集と丁寧な事前準備にある