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フィギュアケースを買ったのに「武器の先が当たる」「台座が入らない」「扉が閉まらない」。こうした失敗を防ぐには、ケースの外寸ではなく内寸と、フィギュアの最大幅・最大奥行きを比較することが大切です。
この記事では、購入前に自宅でできる採寸手順を、定規・メジャーだけで実行できるよう整理しました。おすすめ商品の比較やUVカット性能の話は、既存のフィギュアケースの選び方・比較記事に分けています。
結論:ケースの内寸とフィギュアの最大寸法を比べる
- フィギュア本体だけでなく、台座・髪・武器・エフェクトパーツを含める
- 高さ・横幅・奥行きの3方向を、飾る姿勢のまま測る
- 商品ページの「外寸」「内寸」「扉の開口寸法」を混同しない
- 壁や扉に接触しない余裕を確保し、組み立て・出し入れの経路も確認する
例えば本体が高さ24cmでも、台座や上に伸びた武器を含めると26cmになることがあります。ケースの外寸が26cmでも、板厚や底板・天板の分だけ内寸は小さくなる可能性があります。
まず測るのは高さ・幅・奥行きの3つ
高さ:台座の底から一番高いパーツまで
完成した状態で、台座の底面から髪の先・武器・エフェクトの最も高い部分まで測ります。パーツを外して収納するつもりがないなら、外した状態の高さで判断しないようにしましょう。
立ちポーズのフィギュアは頭頂部より武器が高い場合があります。斜めに伸びるパーツは、上端だけでなく左右への張り出しも確認してください。
幅:台座の直径だけでなく、横に張り出す部分まで
正面から見た左右の最大幅を測ります。両腕を広げたポーズ、横に突き出す剣、髪の毛、マントなどが台座の外まで伸びていないか確認しましょう。
円形台座の直径だけを測ると、上半身の装飾がケース側面に触れる場合があります。幅を測るときは飾る向きを決め、その向きのまま採寸すると迷いません。
奥行き:前後に出たパーツを見落とさない
前に差し出した腕、背面のマント、後ろへ伸びる髪などを含め、最も前に出た点から最も後ろに出た点まで測ります。前扉式ケースは、扉を閉めたときにパーツが触れないかも重要です。
斜め向きに飾る予定なら、正面向きの寸法だけでは足りません。置く角度で実際に最大幅・奥行きが変わるため、飾る角度を決めてから測ってください。
サイズ選びで混同しやすい「外寸」「内寸」「開口寸法」
| 表記 | 何を示すか | 購入前の確認 |
|---|---|---|
| 外寸 | ケース全体の外側の大きさ | 棚・カラーボックス上に置けるか |
| 内寸 | フィギュアを置ける内部の寸法 | フィギュアとパーツが収まるか |
| 開口寸法 | 扉や入口を通過できる大きさ | 組み立て済みのフィギュアを出し入れできるか |
商品ページに外寸しか書かれていない場合、板厚や扉の構造を推測して「入るはず」と決めるのは避けましょう。メーカーや販売店に内寸を確認するか、内寸が明記された商品を選ぶ方が確実です。
また、前扉・マグネット扉の取っ手や蝶番が内側へ張り出す場合もあります。内寸だけでぎりぎりのサイズを選ばず、扉の開閉経路まで確認してください。
実際の採寸メモ:購入前にこの表を埋める
| 測る場所 | フィギュア | 候補ケースの内寸 |
|---|---|---|
| 高さ(台座込み) | __cm | __cm |
| 最大幅(武器込み) | __cm | __cm |
| 最大奥行き(髪・マント込み) | __cm | __cm |
| 出し入れの開口部 | 通過できる形か | __cm |
それぞれの方向で「ケースの内寸 > フィギュアの最大寸法」になっているかを確認します。数値が同じ場合は、実測誤差やパーツの接触リスクがあるため、余裕のあるケースを選びましょう。
余白は一律に何cm必要と断言できません。パーツの繊細さ、飾る角度、掃除や出し入れの頻度によって必要な余裕が変わります。
ケースを置く棚の寸法も忘れずに
フィギュアがケースに入っても、ケース自体が棚からはみ出したら困ります。ケースの外寸に加えて、棚の奥行き、天井までの高さ、前扉を開くスペースを確認しましょう。
ガラス製や大型のケースでは、設置面の耐荷重と転倒防止も確認が必要です。棚や家具の耐荷重が分からない場合は、重いケースを安易に置かないでください。
複数体を並べるときの測り方
複数体の場合は、単純に台座の直径を足すだけでは不十分です。左右に張り出す武器や髪が重なるか、手前と奥で視線が遮られないかも確認します。
まず棚の上に予定どおり並べて、全体の最大幅・最大奥行きを測り、その配置を保ったままケースの内寸と比較します。実物を並べられない場合は、紙に台座の大きさを書き、配置を仮決めする方法もあります。
実際に使ったケースを参考にする

使用経験と購入前の寸法確認を分けて考える
私はHYPE GUARDのケースを2個購入して使っています。購入した仕様は25×25×35cmの台座・背面ミラータイプで、一番くじのフィギュアを飾っています。ただし、この数値は私が購入した商品の仕様であり、すべてのモデルの内寸を示すものではありません。
前扉の使い勝手やミラーの見え方、COOLTAKUとの違いはHYPE GUARDを2個使ったレビューにまとめています。サイズ展開を比べたい方はCOOLTAKUを3種類使ったレビューも参考にしてください。
よくある質問
ケースの高さとフィギュアの高さが同じなら入りますか?
おすすめしません。寸法の測り方や商品ごとの個体差に加え、天板への接触や出し入れ時の破損リスクがあります。内寸に余裕を持たせて選んでください。
ケースの商品ページに外寸しかありません
販売元に内寸と開口寸法を確認しましょう。確認できない場合は、内寸が明記された候補を優先すると失敗を減らせます。
フィギュアの台座は測る必要がありますか?
必要です。台座の厚みは高さに影響し、台座の幅・奥行きが本体より大きいこともあります。必ず完成状態で測りましょう。
UVカットなら窓際でも安心ですか?
UVカット表示だけで直射日光による熱や色あせのリスクがなくなるわけではありません。窓際を避け、フィギュアの紫外線対策も確認してください。
採寸で失敗しやすい5つの場面と対処法
1.フィギュアの「全高」と台座込みの高さが違う
商品説明にある「全高」が台座込みなのか、頭頂部までなのかは商品によって異なります。購入予定のケースに入れるときは、公称値だけに頼らず、実物を台座に固定した状態で測るのが確実です。
まだ商品が手元にない場合は、メーカーの寸法表記に台座や付属品が含まれるかを確認しましょう。寸法が不明なら、ぎりぎりのケースを先に購入しないことが大切です。
2.斜めに伸びた武器で幅と奥行きが増える
剣や槍を持つフィギュアは、正面から見た幅だけでは判断できません。ケースに置く角度で幅と奥行きの両方が変わります。まず飾りたい向きに配置し、その状態の最も外側に出た部分を測ってください。
特に前扉式では、扉の閉まる位置だけでなく、扉を開けて出し入れするときに武器が引っかからないかも確認します。
3.内寸は足りても扉から入れられない
ケース内部が広くても、入口が狭いと組み立て済みのフィギュアを通せません。前面扉・上蓋・側面開閉など、開け方によって必要な通過寸法が変わります。
繊細なパーツを無理に曲げたり、外せない部品を外そうとしたりせず、開口寸法を事前に確認しましょう。組み立て式ケースなら、フィギュアを置いてからケースをかぶせられる構造かも確認すると選択肢が広がります。
4.棚に置けても扉を開く余裕がない
設置する棚の幅・奥行きにケースの外寸が収まるだけでは不十分です。前開き扉が手前の家具に当たらないか、上開きなら上の棚板に当たらないかも見ておきます。
掃除やフィギュアの入れ替えがしやすいように、ケースを置いた後の作業スペースも考えておくと長く使いやすくなります。
5.複数体の台座だけを並べて計算する
台座同士が重ならなくても、髪・腕・武器などが隣のフィギュアと干渉する場合があります。先に実際の配置を作り、全体の最大幅・奥行きを測ってください。
並べる数が多い場合は、余裕を持ってケースを選ぶだけでなく、将来の入れ替えや追加購入の可能性も考えておくと買い直しを減らせます。
ケース購入前の最終チェックリスト
- フィギュアを台座・武器込みで完成させている
- 飾る角度で高さ・最大幅・最大奥行きを測った
- ケースの内寸と入口の開口寸法を確認した
- 扉の開閉と出し入れの動線に余裕がある
- 棚の耐荷重・外寸・設置スペースを確認した
- 必要に応じてUV対策・ほこり対策も比較した
実物のサイズを測れたら、次は素材・扉の種類・UV対策・価格を比較しましょう。実際に使用したケースの感想も含めて選びたい方は、下記の比較記事から確認できます。
まとめ:サイズを測ってから商品を比較しよう
ケース選びで最初にすることは、ランキングを見ることではなく、飾る状態のフィギュアの高さ・最大幅・最大奥行きを測ることです。
その数字とケースの内寸・開口寸法を比較すれば、買ってから入らない失敗を減らせます。サイズを確認できたら、フィギュアケースおすすめ4選と選び方で素材・UVカット・扉の種類を比較してみてください。