失敗しないカラーボックスのフィギュア飾り方!収納とDIY術

失敗しないカラーボックスのフィギュア飾り方!収納とDIY術

「カラーボックスでのフィギュアの飾り方」について、お悩みではありませんか。大切なフィギュアをきれいに飾りたいけれど、専用のフィギュアケースは高価で場所も取る、と感じる方は多いはずです。

そんな時に役立つのが、手軽で安価なカラーボックス。しかし、ただフィギュアを収納するだけでは、棚の中が暗い印象になったり、ホコリが気になったりするものです。

また、「カラーボックスがダメな理由は何ですか?」といった素朴な疑問や、フィギュアDIYで本格的なディスプレイラックの作り方を知りたいという具体的な要望もよく耳にします。

この記事では、失敗や後悔を避けるため、100均のアイテムを活用したフィギュアケースのアイデアから、ホコリを防ぐアクリル扉の作り方、ニトリで手に入る便利な透明扉付き商品の活用法、さらにはカラーボックスの縦置き連結のやり方に至るまで、あらゆる情報を網羅的に解説します。

記事のポイント
  • カラーボックスをフィギュア展示に活用するメリットと注意点
  • 100均アイテムなど身近な材料でできる具体的なDIYアイデア
  • 大切なフィギュアをホコリや劣化から守るための方法
  • 見栄えを格段に向上させるディスプレイのコツやテクニック
目次

カラーボックス フィギュア 飾り方の基本と問題点

  • カラーボックスで始めるフィギュア収納術
  • カラーボックスがダメな理由は何ですか?
  • 棚の中が暗いというデメリットを解消する
  • 便利なニトリの透明扉付きタイプ
  • カラーボックスの縦置き連結のやり方は?

カラーボックスで始めるフィギュア収納術

カラーボックスで始めるフィギュア収納術

フィギュアのコレクションが増えてくると、その収納方法に頭を悩ませるものです。そこで多くの方が選択肢として考えるのが、カラーボックスの活用です。最大の魅力は、何と言ってもその手軽さとコストパフォーマンスにあります。

専用のコレクションケースに比べて非常に安価で、ホームセンターや家具店、通販サイトなどで簡単に入手できるため、フィギュア収集を始めたばかりの方でも導入しやすいと考えられます。

また、サイズや色のバリエーションが豊富な点もメリットです。部屋のスペースやインテリアに合わせて選ぶことができ、フィギュアのサイズや数に応じて棚の数を調整しやすい柔軟性も持ち合わせています。このように、フィギュアを飾り始める第一歩として、カラーボックスは非常に優れたアイテムなのです。

しかし、手軽である一方、いくつかの注意点も存在します。例えば、扉がないオープンな構造のため、ホコリが溜まりやすいというデメリットがあります。

さらに、そのまま置くだけでは見栄えが単調になりがちで、せっかくのコレクションの魅力を最大限に引き出せない可能性も否めません。これらの点を理解し、対策を講じることが、カラーボックスを上手に活用する鍵となります。

カラーボックスがダメな理由は何ですか?

「カラーボックスはフィギュア収納に向かない」という意見を聞いたことがあるかもしれません。これにはいくつかの理由が挙げられます。これらの点を把握しておくことで、事前に対策を立てることが可能になります。

耐久性と湿気の問題

まず、安価なカラーボックスの多くは、パーティクルボードと呼ばれる木材のチップを圧縮して作られています。このため、ガラス製やアクリル製の本格的なケースと比較すると、耐久性の面で劣ることがあります。

特に、重量のあるフィギュアを多数長期間飾っていると、棚板がたわんでくる可能性があるため注意が必要です。また、湿気に弱い素材でもあるため、湿度が高い部屋に設置すると、カビが発生したり、板が変形したりする原因にもなり得ます。

見栄えと保護性能

前述の通り、扉のないオープンな構造は、フィギュアをホコリや紫外線の脅威に直接さらすことになります。ホコリはフィギュアの細かな部分に入り込むと掃除が大変ですし、紫外線は色褪せや素材の劣化を引き起こす大きな要因です。

また、生活空間にそのままフィギュアが露出するため、不意に物が当たって破損するリスクも考えなくてはなりません。

これらの理由から、カラーボックスを「ただの棚」として使うだけでは、大切なフィギュアを守るには不十分な場合があるのです。

要するに、カラーボックスのデメリットを理解し、それを補うための工夫やDIYを施すことが、満足のいくフィギュアディスプレイを実現するためには不可欠と言えます。

棚の中が暗いというデメリットを解消する

棚の中が暗いというデメリットを解消する

カラーボックスにフィギュアを並べた際に、多くの人が直面するのが「棚の中が暗くてフィギュアがよく見えない」という問題です。

特に奥行きのあるカラーボックスでは、奥に置いたフィギュアに光が届かず、せっかくの造形美が影に隠れてしまいます。この問題を解決し、コレクションを一層魅力的に見せるためには、ライティングの工夫が効果的です。

最も手軽で人気のある方法が、LEDテープライトの導入です。テープ状になっているため、カラーボックスの天面や側面のフチに沿って簡単に貼り付けることができます。

USB給電タイプやコンセントタイプがあり、リモコンで色や明るさを調整できる製品も多いため、フィギュアの雰囲気に合わせた演出が可能です。配線を目立たなくさせる配線モールなどを併用すると、よりすっきりとした見た目に仕上げられます。

もっと手軽に始めたい場合は、100円ショップなどで手に入る乾電池式のプッシュライトやLEDライトも良い選択肢です。

これらは配線が不要で、両面テープで好きな場所に設置できるため、特定のフィギュアだけをスポットライトのように照らすこともできます。ただし、電池交換の手間がかかる点や、光量に限りがある点は考慮する必要があります。

このように、少しの工夫で照明を追加するだけで、カラーボックスは単なる収納棚から、フィギュアを美しくライトアップする本格的なディスプレイケースへと生まれ変わるのです。

便利なニトリの透明扉付きタイプ

DIYに時間や手間をかけられない、あるいは工作に自信がないという方にとって、市販のオプションパーツや扉付きの製品は非常に心強い味方です。

特に、家具・インテリア大手のニトリでは、カラーボックス用の後付け扉や、元から扉がセットになったモデルが販売されており、フィギュアのディスプレイ用途で人気を集めています。

ニトリで展開されている「Nクリックボックス」や「カラボ」シリーズには、オプションとしてアクリル製の透明扉が用意されている場合があります。

これを利用すれば、DIYの手間なく、ホコリの侵入を防ぎつつ、中のフィギュアをクリアに見せることが可能です。自分で材料を揃えて作るよりもコストはかかりますが、サイズがぴったりで取り付けも簡単なため、手軽さと完成度の高さを両立できるのが大きなメリットです。

また、初めからガラス扉やアクリル扉が付いたタイプのカラーボックスやキャビネットを選ぶのも一つの方法です。これにより、購入後すぐにフィギュアを飾り始めることができます。

ただし、これらの製品は棚板の位置が固定されている場合も多く、飾りたいフィギュアの高さに対応できるか、事前にサイズをしっかり確認することが大切です。

DIYによるオリジナリティも魅力的ですが、市販品をうまく活用することで、時間と労力を節約しつつ、質の高いディスプレイ環境を構築することもできるのです。

カラーボックスの縦置き連結のやり方は?

カラーボックスの縦置き連結のやり方は?

フィギュアの数が増えてくると、カラーボックスを買い足して収納スペースを拡張したくなります。

その際、複数のカラーボックスを縦に連結して積み上げることで、省スペースながら大容量のディスプレイスペースを作り出すことが可能です。しかし、この縦置き連結には、安全面で特に注意を払う必要があります。

安全な連結の基本

まず、カラーボックス同士を固定するために、必ず専用の連結金具やネジを使用してください。

製品によっては連結用のダボ(木製のピン)が付属していることもありますが、強度を確保するためには、金属製のプレートやL字金具で内外からしっかりと固定することが推奨されます。特に地震の多い日本では、この工程を省略すると非常に危険です。

転倒防止対策

縦に高く積み上げるほど、地震などの揺れによる転倒のリスクは増大します。これを防ぐため、L字金具などを使ってカラーボックスの背面を壁に固定する作業は必須です。

賃貸住宅などで壁に穴を開けられない場合は、天井と家具の間で突っ張るタイプの転倒防止ポールを活用しましょう。家具の底面に耐震マットやジェルシートを敷くことも、揺れを吸収し、転倒を防ぐのに有効な手段です。

安全性を無視して単に積み重ねるだけでは、大切なコレクションの破損だけでなく、思わぬ怪我につながる恐れもあります。取扱説明書をよく読み、適切な方法で連結と固定を行うことが、安心してフィギュアを楽しむための大前提となります。

DIYで変わるカラーボックス フィギュア 飾り方

  • フィギュアケースは100均グッズで自作
  • 世界に一つだけのフィギュアDIYに挑戦
  • 本格的なディスプレイラックの作り方
  • ホコリを防ぐアクリル扉の作り方
  • まとめ:理想のカラーボックスとフィギュアの飾り方

フィギュアケースは100均グッズで自作

フィギュアケースは100均グッズで自作

専用のフィギュアケースは高価ですが、諦める必要はありません。100円ショップで手に入るアイテムを組み合わせることで、驚くほど低コストで見栄えの良いフィギュアケースを自作することが可能です。

創造力を働かせれば、市販品にはないオリジナルのディスプレイが実現します。

代表的なアイデアとしては、透明度の高いコレクションボックスやディスプレイケースの活用が挙げられます。ダイソーやセリアなどでは、様々なサイズのケースが販売されており、小さなフィギュアやねんどろいどなどを飾るのに最適です。

これらをカラーボックスの棚の中に並べるだけで、ホコリを防ぎつつ、フィギュアをグループ分けしてすっきりと見せることができます。

また、A4サイズのフォトフレームやアートフレームを複数組み合わせる方法も人気です。フレーム4つを箱状に接着し、扉を作ることで、簡易的なショーケースが出来上がります。フレームの色を塗ったり、取っ手をつけたりと、アレンジの幅が広いのも魅力です。

その他にも、アクリル製の仕切り板やひな壇を活用すれば、限られたスペースに高低差が生まれ、多くのフィギュアを重ならずに飾ることができます。

これらの100均グッズをうまく活用することで、コストを抑えながらも、フィギュアの魅力を引き出すディスプレイ環境を整えることが叶うのです。

世界に一つだけのフィギュアDIYに挑戦

カラーボックスをベースにしたフィギュアDIYは、単に収納スペースを確保するだけでなく、自分のコレクションの世界観を表現する絶好の機会です。

少しの手間をかけることで、ありふれたカラーボックスが、世界に一つだけの特別なディスプレイステージに生まれ変わります。

カラーボックス本体のリメイク

手軽に始められるのが、リメイクシートや壁紙を使ったカスタマイズです。大理石風や木目調、コンクリート打ちっぱなし風など、様々なデザインのシートが販売されており、カラーボックスの外側や内側に貼り付けるだけで、全体の印象を劇的に変えることができます。

フィギュアのテーマに合わせて背景を選ぶと、より一層雰囲気が高まります。また、ペンキで好きな色に塗装するのも良いでしょう。

背景とジオラマの作成

フィギュアの魅力を最大限に引き出すには、背景の作り込みが鍵となります。

作品のワンシーンを印刷して背景に貼るだけでも効果的ですが、コルクボードや発泡スチロール、粘土などを使って立体的なジオラマを作成すれば、物語性のあるディスプレイが完成します。例えば、岩場や草原、市街地といった風景を自作し、フィギュアを配置することで、臨場感あふれる展示が楽しめます。

このように、フィギュアDIYはアイデア次第で無限の可能性を秘めています。自分の「好き」を詰め込んだオリジナルの空間を作ることで、コレクションへの愛着もさらに深まることでしょう。

本格的なディスプレイラックの作り方

本格的なディスプレイラックの作り方

カラーボックスの安価さと加工のしやすさを活かせば、既製品のディスプレイラックに引けを取らない、本格的な展示棚を自作することも可能です。複数のカラーボックスを土台として組み合わせることで、部屋のサイズやコレクションの量に合わせた、オーダーメイドのようなラックを構築できます。

基本的な構造としては、複数のカラーボックスを横に並べたり、縦に積み重ねたりして、その上に一枚の大きな天板を乗せる方法が一般的です。

この天板が、プレイテーブルや広々としたディスプレイスペースとして機能します。天板の素材は、強度のある木材や集成材が適しており、ホームセンターで希望のサイズにカットしてもらうと作業がスムーズです。

強度を確保するためには、カラーボックス同士や、カラーボックスと天板をL字金具などでしっかりと固定することが極めて大切です。特に、子供部屋などでプレイテーブルとして使用する場合は、安全面に最大限の配慮が求められます。

さらに、カラーボックスの棚板の位置を調整したり、一部を取り外したりすることで、背の高いフィギュアを飾るためのスペースを作り出すこともできます。

前述のLEDライトや自作の扉などを組み合わせれば、機能性とデザイン性を両立した、自分だけのオリジナルディスプレイラックが完成します。

ホコリを防ぐアクリル扉の作り方

オープンタイプのカラーボックスにおける最大の悩みは、やはりホコリです。大切なフィギュアをホコリから守り、掃除の手間を減らすためには、扉の設置が最も効果的な解決策となります。

市販のオプションパーツも便利ですが、DIYでアクリル扉を自作すれば、コストを抑えつつ、サイズやデザインにこだわった扉を取り付けることができます。

必要な材料と道具

アクリル扉の自作に必要な主な材料は以下の通りです。

材料と主な役割
  • アクリル板 : 扉の本体。透明度が高く、ガラスより軽量で安全。
  • 蝶番(ちょうつがい) :扉を開閉させるための金具。
  • 取っ手 :扉を開けやすくするためのパーツ。
  • マグネットキャッチ | 扉を閉じた状態で固定するための磁石。
  • 強力両面テープ/接着剤 | 金具の固定に使用。
  • アクリルカッター | アクリル板を指定サイズに切断する場合に必要。

これらの材料は、ホームセンターやオンラインストアで手軽に揃えることができます。

作り方の基本手順

  1. 採寸とカット: カラーボックスの開口部のサイズを正確に測り、それに合わせてアクリル板を用意します。ホームセンターのカットサービスを利用すると、正確かつ安全に作業を進められます。
  2. 金具の取り付け: アクリル板に、蝶番と取っ手を接着剤や両面テープで取り付けます。強度が心配な場合は、ネジ止めできるタイプの金具を選ぶと良いでしょう。
  3. カラーボックスへの設置: 扉を取り付けたアクリル板をカラーボックスの側面に蝶番で固定します。
  4. マグネットキャッチの設置: 扉がぴったり閉まる位置を確認し、カラーボックス本体と扉側にそれぞれマグネットキャッチのパーツを取り付けます。

初めは難しく感じるかもしれませんが、手順を踏んで丁寧に進めれば、誰でも機能的なアクリル扉を自作することが可能です。これにより、フィギュアの保護性能が格段に向上します。

まとめ:理想のカラーボックスとフィギュアの飾り方

理想のカラーボックスとフィギュアの飾り方

この記事のポイントをまとめます。

  • カラーボックスは安価でフィギュアディスプレイを始めるのに最適
  • 一方でホコリや紫外線、湿気には弱いというデメリットがある
  • 棚の中が暗い問題はLEDテープライトなどで簡単に解決できる
  • ニトリなどの市販の扉付き製品は手軽さと完成度が高い
  • 100均のコレクションケースやフレームはDIYの強い味方になる
  • 複数のカラーボックスを連結する際は安全対策が必須
  • 壁への固定や転倒防止ポールで地震に備える
  • リメイクシートや塗装でカラーボックス自体の見た目を変えられる
  • 背景やジオラマを自作すると世界観が深まる
  • アクリル板を使えば本格的な扉をDIYで作成可能
  • 扉の自作はホコリ対策に最も効果的
  • カラーボックスを土台に本格的なディスプレイラックも作れる
  • フィギュアのサイズに合わせて棚板を調整する工夫も大切
  • メリットとデメリットを理解し工夫することが成功の鍵
  • 自分のコレクションと部屋に合った飾り方を見つけることが最終目標
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